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『アド街、見ました!』の格好いい言い方5選、そして『アド街、見ました!』の未来

「アド街、見ました!」という言葉について考えます。

「アド街、見ました!」とは

『アド街』とは、テレビ東京系列で放送されている番組『出没!アド街ック天国』の略称です。

番組公式サイト: 出没!アド街ック天国|毎週土曜9時|テレビ東京

この番組内で紹介されたお店で、放送後にお店を訪れて、店頭で
「アド街、見ました!」
と申告すると、特別なサービスが受けられる場合があります。割引とか1品サービスとか。

そんな魔法のような言葉、それが「アド街、見ました!」です。

「アド街、見ました!」の言い方をひと工夫!!

普通に「アド街、見ました!」と言うのは、当たり前すぎて芸がありません。
そこで今回、「アド街、見ました!」の格好いい言い方を5パターン考えました。

案1「アド街を見(けん)!!」

口語文の中に漢語を適度に混ぜると、言葉が引き締まり、格調高い雰囲気を出すことができます。
そこで、音読みを取り入れて、

「アド街を見(けん)!!」

と言うのはどうでしょうか。
辞書によると「見(けん)」という言葉には「能楽で演技者が観衆に与える効果のうち、視覚に訴える美」という意味もあります。
よって、私はアド街を見て視覚的な美を感じたのだ、という、自らの感受性の高さを表現することもできます。

案2「テレビ愛知で放送された番組『出没!アド街ック天国』をリアルタイムで視聴しました!!」

『アド街』はテレビ番組ですから、出演者の他に、構成作家、技術スタッフ、プロデューサーやディレクターなど、数多くの人が携わっています。
それらの方々に敬意を表し、番組名を省略せずに、

「テレビ東京で放送された番組『出没!アド街ック天国』を視聴しました!!」

という言い方を提案します。
自分の実直な性格を伝えることができるでしょう。

案3「アド街が見ました!!」

テレビ番組は、見るものです。
しかしここで、ドイツの哲学者フリードリヒ・ニーチェの言葉「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」の考え方を採り入れ、テレビ番組の立場をシミュレートして、

「アド街が見ました!!」

と言ってはいかがでしょうか。
『アド街』側からの視点です。哲学の素養と、多面的な物の見方を持っていることを、表現できるでしょう。

案4「アドマピ、見ました!!」

若者が「彼氏」のことを「彼ピ」と呼ぶ感性を採用し、『アド街』を彼氏のような存在だと捉えて、

「アドマピ、見ました!!」

と言ってみましょう。
自分が時代の潮流を乗りこなせていることと、『アド街』に対して胸襟を開き親近感を持って接していることをアピールできます。

案5「アド街を聴きました!!」

スマホでSNSやアプリゲームをしたり、パソコンで仕事をするのと同時に「ながら聴き」できる、オーディオブックや「Voicy」などの音声コンテンツに注目が集まっており、音声コンテンツビジネスが拡大しています。
オリエンタルラジオの中田さんも「音声コンテンツの時代が来る」みたいな感じのことを言ってたと思います。
そこで、『アド街』を音声コンテンツであると解釈し、目でテレビ画面は見てなかったけど耳で音声は聞いていましたよ、という意味を込めて

「アド街を聴きました!!」

と言うのは、どうでしょうか。
自分は、目と耳を同時に使ってマルチタスクをこなし、音声コンテンツに注目する意識の高さもある、ハイスペックな人間なのだ、という感じを醸し出すことが出来ると思います。


以上です。いかがでしょうか。
文言が違うから通常のサービスは受けれんかもしれんけど。

「アド街、見ました!」を照れずに、永遠に使い続けよう!

「アド街、見ました!」ボケの現在

実社会で「アド街、見ました!」という言葉について言及される場面は、ほとんどの場合、”軽いボケとして”だと思われます。

友達同士で食事に行って、会計の時、「アド街見ましたって言ったら割引されないかな~、ハッハッハ」と軽くボケる感じです。

『出没!アド街ック天国』は1995年に放送開始され、今年で放送27年目。「アド街、見ました!」をボケとして使う手法もすっかり使い古されて手垢がついています。新鮮味は全くありません。

「アド街、見ました!」ボケの未来

しかし!令和の今こそ「アド街、見ました!」ボケが見直されるべきです!

なぜなら、「アド街、見ました!」ボケは、近年のお笑いで必須とされる「誰も傷つけない笑い」に違いないからです。言った本人がちょっと恥をかくでしょうけど、他者を傷つけることはありません。

そして未来、いつか『出没!アド街ック天国』の番組が終了した後も、「アド街、見ました!」の言葉を使い続けましょう。
名バラエティ番組の記憶と、温かい笑いを、いつまでも持続し続けようではありませんか。SDGs。