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基板

本日会社で、製品に使う「プリント基板」の構造と設計方法についての研修がありました。
私はソフト担当なので、基板設計に直接関わることはないのですが、勉強になりました。


電子機器のフタを開けて、中に入ってる基板を見たとき、普通は実装されているIC等の部品に目が行きがちですが、プリント基板の銅箔の厚さは数十ミクロン単位だし、穴の位置が0.1ミリずれただけで不具合になるし、実は基板自体がものすごい精密な製品なんですね。
しかも、プリント基板というのは、製造に手間が掛かる割りに、利益率が非常に低い製品なんだそうです。なんか今まで基板について軽々しく考えていて、全世界の基板メーカーの方々に申し訳ない気がしてきました。すみません。


<プリント基板マメ知識>
多層プリント基板にドリルで穴を開けたとき、穴の内側に残る、穴あけ加工の熱で溶けた樹脂のことを「スミア」と呼ぶそうです。