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サンドウィッチマンのお二人おめでとうございます!


いやー今年のM−1グランプリも面白かったですね!
サンドウィッチマンの敗者復活からの優勝は予想外でしたが、最後に二人が抱き合って喜ぶシーンは感動しました。いやー本当におもしろかった。
というわけで見た感想を書いてみます。


<ファーストラウンド>

  • 1・笑い飯
    • 普通のWボケじゃなかったですねー!この「前のボケを繰り返しながら少しずつ付け足していく」スタイルは数年前のマリリンモンローの時のやつであり、R−1ぐらんぷりで中田なおきさんがやってた「1人で10人」のネタに通じるものがありますね。でもこの形式だとマリリンモンローの方が面白かったような。何度も繰り返される「変な棒を出したり引っ込めたり折ったり…」という動き自体にもっと笑える要素があればよかったんじゃないかと思います。でも繰り返すテンポがだんだん速くなっていったのはさすが高い技術を見せ付けられた感じがしたし、最後の「よっ待ってました」のぞんざいな言い方と、変な棒が2本出てきて「お呼びでしょうかご主人様」って言うところはめちゃくちゃ面白かったです。でも笑い飯にしてはちょっと今ひとつ、物足りなかったような気がしました…
    • と思いましたが、ビデオで見直したら、生放送で見たときよりも数倍面白く感じられました。やはりトップバッターにこの変化球ネタは向かなかったのでしょうか…順番違ってたらどうなったでしょう…
    • あと、一組目のネタ終了後に、期待通り『現在、1位です!!』とコールされたのが嬉しかったです。これがM−1の醍醐味のひとつですね。
  • 2・POISON GIRL BAND
    • 「島根と鳥取がまぎらわしい」という分かりやすい話題で始まった直後に、わけがわからないシュールな話に突入する展開好きでした。
    • 笑い飯よりこっちのほうが面白いと思いました。(うちの母(68歳)もそう言ってました)でも点数が伸びなかったですね。というか最下位とは思わなかったです。
    • 大竹まことさんがおっしゃるように、ポケットに入れた鳥取が劇的な変化を起こして欲しかったです。
  • 3・ザブングル
    • 顔芸すごかったですねー!
    • 途中で加藤さんが発していた「カリカカリカリ…」という謎の音が、最後まで何の音か分からなかったのが、ちょっとモヤモヤしました。(歯ぎしり?)
  • 4・千鳥
    • 最後の「3つの動きを組み合わせると…」という展開は、R−1で土肥ポン太さんがやってた「ハッピーバースデーツーユー」を思い出しました。せっかくならうまくまとめて欲しかった気がします。
  • 5・トータルテンボス
    • 施工主のバカー!
    • 本当に無駄がひとつもない漫才でしたね!面白かったです。
  • 6・キングコング
    • テンポというかスピード感というか、技術力がすごかったですねー!650点も納得です。しかし、「後半ツッコミがヒートアップする」というのがM-1のセオリーだとはいえ、西野さんの怒りぶりが少し不自然な気がしました。「服屋の店員がやりたい」と言い出したのは梶原さんなのに、西野さんがそんなに熱くならんでもねえ。
    • バラエティで知名度抜群のコンビがM-1グランプリに参戦して、技術と練習量が圧倒的なネタを見せたという点では、品川庄司が決勝進出したときと対比できると思います。品庄が決勝でやったネタを思い返してみると、庄司さんが「刑事ドラマをやりたい」と言い出して、でもやらせてもらえないから、どんどんツッコミがヒートアップしていく…という展開になっていて、ちゃんと理にかなっていたんだなあと思いました。
  • 7・ハリセンボン
    • 「Don't touch me!!!」はよかったですね。「Close your eyes!!!」も、もっと大爆笑になってもよかったんじゃないかと思いました。
    • しかし笑い飯より上位なのかー。私は笑い飯のほうが若干上な気がしました
  • 8・ダイアン
    • 同じような話を何度も繰り返しつつも、だんだん内容がエスカレートしていく展開が面白かったです。テンションが上がっていくのではなく、話の内容で盛り上げていくところが、数年前のR-1の岸学さんのネタに似た感じで好きでした。最後もっともっと、とんでもない展開になって欲しかったです。
  • 9・サンドウィッチマン
    • 焼きたてのメロンパンが売切れてしまう!
    • おもしろかったー!確実にベスト3だと思いましたが1位とはすごい!!
    • ボケの方の人は、試合でボコボコに殴られた後のボクサーみたいな顔だなあと思いました。
  • ファーストラウンドを振り返って
    • 上位3組の顔ぶれは納得です!
    • 審査員の得点表示で、70点台が赤文字で表示されるのはちょっとかわいそうなんじゃないかと思いました。
    • 個人的な順位:トータル>サンド≒キンコン>ポイズン≧笑い飯ザブングル≒ダイアン≧ハリセンボン>千鳥


<最終決戦>


というわけで結論として、知名度がほとんどないサンドウィッチマンを準レギュラー級で起用していた『エンタの神様』はエライ…と言うこともできないことはないんじゃないかなと思うんですが…いかがでしょう?