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今更ですがR-1ぐらんぷり2008決勝戦の感想

知事

サークルKで「明太じゃがバターまん」105円を買い食いしました!その名の通り、明太子とジャガイモとバターが混ざったペースト状の物が入っていて、明太子とジャガイモとバターを混ぜたような味がしました。なかなか美味しかったです!


さて、R-1ぐらんぷり2008の決勝戦をビデオで見返しています。何度見てもおもしろいですね!
せっかくなので、かなり今更ではありますが、各ネタの感想をできるだけ書いてみます!

  • COWCOW山田よし
    • 炭ガスが吹雪かー!さすが上手い事いいますねー!
    • 設定が「北の国からの主人公の黒板五郎さんである」という説明のセリフが無かったですね!もちろん見れば分かるし、キャッチフレーズでも「北の国から'08爆笑」と言っているので分かりますけど、説明なしで伝わるのが有名なキャラクターを使う強みなんでしょうね。
    • フリップが小さかったですよねー!タヌキを手で隠すネタのために、あの大きさにする必要があったんでしょうけど、それにしても異例の小ささのフリップですよね!掛け算のやつとか!準決勝の舞台ではどうしてたんでしょうか?
    • 北の国からの専門的な要素は「純!」と、きつねを呼ぶ時の「ルルル〜」ぐらいだったのは、北の国からをよく知らなくても笑えるように気を使われたんでしょうか?分かりやすくていいですね!
    • 『同じギャグを繰り返す(タヌキ来た、夕張メロン)』パターンと、『オチを予想させて、期待通りに落とす(7月は純!、2×5=純!、5×2=純!)』パターンと、『オチを予想させて、予想を裏切る(タヌキもうおる、カボチャだよ)』パターンがうまく組み合わされていて面白かったです!特に前半の「タヌキを実は手で隠していた」という部分が、予想をはるかに超える裏切り方で、さらにその後に「だからめっちゃ来たー!」という丁寧なオチも用意されていて素晴らしかったと思います!ただ、後半の夕張メロンの繰り返しの後にも、このように大きく裏切るネタを用意していてほしかったです。「カボチャ」ではちょっと弱かったかなー?
    • 5月に、ちゃんとラベンダーが咲いていたのが面白かったです!
    • 後半の、シルエットで「○○じゃないよ××だよ」という部分は、2006のDVDに収録されている「五郎さんのイングリッシュレッスン」のときの方が面白く感じました。フリップを出した後のフォローのコメントが、今回はあっさりし過ぎていたように思います。『お月様→夕張メロン』の後のフォローは、今回は「ただ切っただけ」という切り捨てるようなセリフでしたが、2006のDVDでは「食べやすくカットしました!」という温かみのあるコメントでしたからねー。『草とか刺すやつ』はフォローのコメント自体が無かったし。テンポはいいけど、ちょっと寂しかったかなー。
    • 『ルイヴィトン→スキー板』は、ブランド品のロゴマークシリーズの前振り的な役割とはいえ、「上手だけど面白くは無い」という印象になってしまったのが残念!
    • ドルチェ&ガッバーナ」を最後まで言い切らなかったり、タヌキのシルエットをすぐにめくったりするスピード感がよかったです!後半の盛り上げといか、畳みかけは大事なんですねー!
    • 見終わって、中ぐらいの順位かなーと思いました。まさか最下位とはねえ。必ず誰かが最下位になるから仕方なくはあるけどなんか残念だねえ。
  • 世界のナベアツ
    • 「5の倍数で犬」のパターンは初めて見ました!面白かったです!「ごぅ!」って言った時の口ひげの感じがミニチュアシュナウザーっぽくて好きでした。しかし、以前のレッドカーペットでやってた「8の倍数で気持ちよくなる」のほうが面白いような気がしました。やはりテレビではやっていない新パターンということで犬をやったのでしょうが、どうせなら「3でアホ、5で犬、さらに8で気持ちよく」というトリプルの複合技が見たかったなー!
    • 数字の30代、九九の3の段の連続的なアホぶりは、惚れ惚れするほど素晴らしいですよね!このネタは全国の老若男女が真似していると思いますが、あの顔、声、手の振り方、腰の振り方の面白さは、本物にしか出せない風格があると思います。
    • 「年齢は38!」とか「神戸の三宮!」とか、漫談の中に出てくる数字でアホになるのが面白かったです!漫談部分をもうちょっと見たかったかも。
    • 六甲おろしに颯爽と!」と言ったところは、実は唄っていた、というのはちょっと分かりづらかったですね。
    • 後半の「3の倍数の数字に関係のある言葉でアホになる」という展開は、面白かったけど、縛りが無さ過ぎて、緊張感が薄れて勿体無いように感じました。数字に関係のある単語を羅列しているだけというか、「ただ単に、3に関係のある単語をアホっぽく言ってるだけじゃねーか!」という身も蓋もない感想を持ちそうになってしまいました。危ない危ない。
    • 「さんねんびーぐみー!きん…八先生」はよく出来てましたねー!こういう変化球なものをもっと見たかったです。この「八先生」のところで通常モードに戻る必要があった為に、“8の倍数で気持ちよくなる”をやらなかったのかな?考えすぎか。
    • 最後の徳川十五代将軍を言うところは、「何人おるか知らん!」と言ってた割りに、ちゃんと15人で終わってましたよね!これは今までのアホになるのとは逆に、「知らん!」を頭がいい感じで言うというボケなんでしょうね。あとビデオで見直してみると、家康の次に「いえただ」って言っていましたが、これはダウトですよね!
    • あと、“8の倍数で気持ちよくなる”パターンを取り入れていれば、八方師匠との絡みで気持ちよくなり、サブローさんとの絡みでアホになるのが見れたかもしれないなと思いました。
    • 事前にはナベアツが優勝と予想していましたが、見終わって、ちょっと優勝は難しいんじゃねえかなあと思ってしまいました。わー。
  • 中山功太
    • 宮迫さんも言っていましたが、本当に噛まずにすごい勢いでしゃべり続けてましたよねー!「フリップに頼ってるんじゃない!話芸の技術力も持っているんだぞ!」ということを見せ付けているかのような迫力を感じました。
    • 冒頭で、「“やるせない”の反対は“やるせある”です」と言ったあと、何のフォローもせず先に進んでしまうという突き放し具合が小気味良かったです。「分かる人だけ笑ってくれればいい」みたいな感じがして。
    • 1ネタに2枚のフリップを使うという特殊な形態でしたが、フリップを扱う手さばきも流れるような動きで見事でしたね。さぞかしやり込まれたのでしょう。
    • フレーズの面白さは抜群ですよねー!「ラーメンやめました」という解りやすいものから入って、「無敵スパッツ」や「春キャベツ」や「海干からびるほど」や「大豆の丸み」など、大ホームラン級のフレーズがいっぱいありましたね!優勝かと思いました。
    • 対義語を発表した後のフォローのコメントが、よく聞けばかなりおもしろいけど、ちょっと分かりづらいものが多くて勿体無かったような…。笑いが起こる前にサラッと流されて、次の対義語に行ってしまうことが多くて、もったいないと思いました。「二人で九州に旅行いきません?」とか「アトランティス市役場」とか、相当おもしろいと思いますが、テンポが速すぎて勿体無かったような…
    • 後半の、前に出たフレーズを使って対義語をフォローする部分は、うまい物とムリヤリな物の差が大きかったかな。「通天閣で義母に春キャベツ」や「オカマがダッシュボードを開けてマーガリン」は笑いましたが、「大豆の丸みに心打たれた男がラーメンやめました」は繋がりが苦しいですよねえ。
    • ただの「会議室殺人事件」じゃなくて「連続殺人事件」であるところとか、フレーズに対するこだわりの賜物なんでしょうね。
    • 『功』の反対が『敗』なのは何故なのか一瞬わからなくてモヤっとしましたが、成功の逆が失敗だからか!と気づいたときスッキリしました。
  • なだぎ武
    • 本当にもう、面白さの要素をこれでもかとギチギチに詰め込んでありましたねー!「ファミコンのIIコンのマイクで唄っていたら、途中でバグる」という状況だけで充分おもしろいのに、さらに「選曲が虎舞竜のロード」+「コントローラーをハーモニカに見立てて吹く」+「吹いてる時のみけんのしわ」+「カセットにもちゃんと虎舞竜のロードって書いてある(舞台では見えないと思うけど)」+「唄ってる時の表情」+「ええ声」+「途中で歌詞が何て唄ってるか分かんなくなる」+「変な動きの振り付け」+「バグった時のびっくり顔」+「今度はコントローラーを無線機に見立てる」+「虎舞竜発生!虎舞竜発生!」と、こんなにも面白いことを詰め込まれたら、参りましたとしかいえません!さすが王者!この、笑いに対する貪欲さを見習いたいです。
    • ビデオで見直したら、まず最初の立ち方や、腕の組み方から変で、面白いですねー!
    • 「IIコンのマイクで唄う」のと「ややこしや〜」のネタは、この日や以前のレッドカーペットで、『埼玉演芸コンクールのおっさん』のキャラクターで演じていましたよね。キャラクター自体の面白さはオッサンのほうが上だと思いますが、あえて色の薄いキャラクターをすることで、ネタ・ギャグそのもので勝負したという意図だったのでしょうか?
    • 「ややこしや〜〜」って、NHKの教育番組でやってた狂言の動きだそうですね!知りませんでした。「ややこしや〜」の着うたダウンロード数が激増というのがYahoo!ニュースに載ってましたね。みんなちゃんとR−1見てるんですね。
    • 木の実ナナさんのことを『木の実』と呼び捨てにするというのは斬新な呼び方で面白いですよね!「木の実でジャネットで、ジャネットで木の実で」って、名前を連呼してるだけなのに、なぜ面白いのでしょうか?なだぎさんお「木の実」という着眼点はすごいですねえ。
    • いやーしかし、まさか本当に2連覇を達成されるとは思いませんでした!こうなったら、かつてのクイズ王の西村さんのように、毎回出て絶対王者として君臨し続けるみたいな人になってほしいです!
  • 鳥居みゆき
    • 舞台セットの上部に表示されてた顔写真が怖すぎますよね!
    • 前半もっと、お客さんの笑い声があったらよかったのに…と思ってしまいました。『昨日の風はどんなのだっけ?』様のレポートによると、「笑うのを忘れて引き込まれていた」との事ですが、テレビを見ててちょっと身構えてしまいました。もっと笑い声があったら、もっと素直に楽しめていたかも。
    • 「ヒットエンドラ〜ン!ヒットエンドラ〜ン!」は耳に残る、いいブリッジですね!つい口ずさんでしまいます。仕事中につい小声で言ってしまったのを後輩に聞かれてしまい、気まずかったです。あの動きも含めて全力でマネしたら、さぞ気持ちがいいでしょうね。
    • あの「ヒットエンドラン」には、『打つ(鬱)』と『走(躁)』という意味が込められているというのをどっかで読んで、衝撃を受けました!!うおーなるほど!すげーー!そんな意味があったのかーー!!
    • ショートコントが割りとシュールな感じなのに対して、「ヒットエンドラン」のあとの一言は、割と普通のフォローなんですね。「思った以上に手がぶれる」とか。わかりやすさをプラスするためかな?もっとぶっ飛んだ一言を言って欲しかった気がします。
    • 『人形劇』と『紙芝居』という、「本人だけに見えている」という、似た傾向のネタを続けたことで、後のネタの印象が弱くなってしまったかと思いました。あと『紙芝居』は「白い紙なのに、本人は絵が描かれていると思っているのか????」という怖い感じが面白いんですよね。何度見ても衝撃的ですが、今回やっていた犬を動かす仕掛けはちょっと狙いすぎというか「白い紙でああいう仕掛けを作ってるってことは、本人も白いことを自覚してて、わざとやってるやん」みたいな印象を持ってしまい、少し冷めてしまいました。あと、後半にテンポが速くなって「突き当りを右に曲がってください」や「ごめんください」という部分は、フレーズ自体を楽しんだらいいのか、紙は白紙であるという怖さを楽しんだらいいのか、興味が分散してしまったように感じました。なんか残念。
    • 最後の牛丼のコントがダジャレ尽くしのネタだったのは意外性があって面白かったです!その前のシュールなネタとの落差がよかったですね。あの牛丼コントを最初にやっていたら、あれほど受けなかったのではないでしょうか。最初にはやらないか。
    • 「てんやわんやでてんや行く」というのが、天丼チェーン店の『てんや』に掛かっているというのは、かろうじて分かりました!名古屋にも御器所のところにあったし(今もあるか分かりませんが…)、数年前に東京出張に行ったとき一度入ったことがあるし。でも『てんや』は全国チェーンではないと思うので、分からない人も多いですよねえ。こういう「実は関東ローカル」の話題を全国ネットの番組で言っているのを聞くと、なんだか切なくなりますね。
  • あべこうじ
    • 話術の極みですよねえ!聞いているだけで気持ちよくなるテンポの良い話術は圧巻でしたね!
    • 鼻毛が出ていることに関しての対処方は数多あると思いますが、今回提案された「鼻毛、刺さってるよ」と「キスするとき噛み切る」という対処法は、アホで斬新で面白かったです!!
    • 「そういう子に関しては鼻毛でてるよって言ってもへこまない」というフレーズの繰り返しが、ウインナーネタの衝撃の再来をちょっと予感させましたが、そうでもなくて残念。あと、俺の星に発射する女キライ、という切り捨て方が面白かったです。
    • 大気汚染とか森林伐採とか、話を地球規模まで大きくしてヒートアップした挙げ句に「彼女のミスだ!」と小さなところに着地するという構成が巧みで面白いと思いました。
    • 鼻毛の話に第二の要素として織り込まれた『不思議の国のアリス』の話が、なじんでなかったような気がしてしまいました。「クローバーの6」も、ひと笑いプラスしようという狙いを外してしまったみたいになって残念。
    • 本当にすごい「漫談」の技術ですよね!ただ技術のすごさの方に目が引かれてしまい、ネタに大爆発がなかった感じなのが本当に残念!!
  • 芋洗坂係長
    • 本当に完成度の高い芸ですよねー!
    • ネクタイ短っ!ルート33的な感じ?
    • BoAちゃん」とか「普通なら完璧とか完全というところを、確実にマスターしました」とか、普通のしゃべりなのになんか魅力があって、ひきこまれました。
    • スーツの上着の前のボタンを留めようとしたけど止められない、という仕草をしてましたね!芸がこまかくてすごい!
    • ダンスの後の疲れた顔とか、「部長が転勤になって…」と言う時などの、顔の表現力がすごいですよね!
    • ジンギスカンの「今度は君だ!ワハハハー」の時の目つきと、指を鬼の角のように立てる動きが面白かったです!本当にわかりやすいおもしろさですよね!
    • 激しいおどりの後の「ありがとうございました」の申し訳なさそうな言い方が、また面白いですね!
    • 「ボラーレ」で「ぼられたー」っていうのは、期待させておいて期待通りになる面白さですよね!唄い方が巻き舌になったり、ほんとうに芸が細かいですよね!
    • 気持ち的には係長に優勝してほしかったです!でも、ネタの規定時間を1分ぐらいオーバーしていたとのことで、それなら準優勝でよかったのかなと思います。
    • 汗を拭くのがマスクというのは芸が細かすぎです!「頼んでもいないのに手拍子が…」に対して「社員でございます」とか切り返しもうまいですね!
    • こんなに演技力も歌唱力もダンス力もある方が、「面白いサラリーマン」のキャラクターを完璧に演じられてしまっては、素の状態で普通の会社員としてネタをやろうとしている私には絶対に勝ち目がありません!なので来年は不参加か、別キャラクターでの出場をお願いしたいのですがどうでしょう。
    • 結果発表のときは謙遜してましたが、最後のインタビューで「やれるだけのことはやりましたので、結果は…」というとき本音が出たように感じました。ちょっと悔しそうでしたね。
  • 土肥ポン太
    • エントリーナンバー1番ってずるいよねえ。
    • 紹介VTRでの不敵な微笑みがかっこいいですね。堂本剛っぽいね。
    • バラエティ番組の一場面のような「モノボケ」を、きっちり一本のネタに仕立てるというのは斬新ですね!
    • 最初の新聞記事が前振りになっていたり、サソリに刺されてシリアスな展開になったと思いきや最後にしょーもないオチが付いたりと、構成が上手く出来てますよねえ!
    • 「フゥー怖!」の言い方が面白いね!
    • ハート型のクッションの単純すぎる使い方が好きでした!後半にもういちど使ってたのもいいですね!
    • 岡持ちの最初の使い方も、そのまんますぎますよねえ!ははは。
    • 蛍光灯でうらめしニャー→たてぶえの連続技は強力に面白かったです!
    • ドラえもん、こんな形にしたった」はすごい面白いですね!去年からの続きネタ!?
    • 水中で木魚を叩いて「何の伝統行事やねん」はちょっと不発だった感じですねえ。ちゃんとした意味づけが欲しかったねえ。
    • ダンシングオールナイトに乗せてスローモーションになったところは、そんなに盛り上がりもしなければ、スローモーションの演技が上手なわけでもなくて、グダグダの感じがなんとなく面白かったですが、R−1の決勝戦のトリのネタにはふさわしくないんじゃないかと思いました。ははははは。
    • 最後に岡持ち2つで墓を作り、蛍光灯を天使の輪にしたところは上手かったですが、去年の「ハッピバースデーつゆ」みたいな驚きがあったらよかったのにな、と思いました。
    • 『くりそつ』という言葉を久しぶりに聞きました!この言葉の選び方には、なだぎさんのネタにも通じる、そのへんの年齢層というか、世代を絞ったおもしろさを感じました。
    • ゆるい感じで面白かったですが、宮迫さんの言うとおり、トリのネタではないですよねえ。ははははは。


個人的に面白いと思った順番は
係長≒なだぎ≒中山>ナベアツ>あべ>よし≧鳥居≧ポン太
という感じでした。


ところで今日、アンビリーバボーに『が〜まるちょば』のお二人が出ているのを見れて嬉しかったです!<写真>せっかくなので写真を載せよう! 2月16日にアピタ阿久比店に来た東国原知事