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ライオネルファイニンガー

愛知県美術館

今日は会社帰りに、栄の愛知芸術文化センター10階の愛知県美術館で開催されている『ライオネル・ファイニンガー展 -光のクリスタル-』を見に行きました!入場券が懸賞で当たったやつです!
愛知県美術館は、金曜日は夜20時まで開館している(入館は19時半まで)なので、会社帰りに寄ることが可能でした。
ライオネル・ファイニンガーはアメリカ生まれのドイツ系の画家で、ドイツやパリで活躍し、新聞で風刺漫画を描いたりして、1911年にひらかれた美術展サロン・デ・ザンデパンダンにてキュビスムと衝撃的な出会いをして影響を受け、1919年にグロピウスが設立したドイツの美術学校バウハウスで教鞭をとり、バウハウス創立宣言のパンフレットの表紙の木版画を手がけたりした人物らしいです。初めて知りました。なるべく覚えてこう。
私が会場に着いたのが19時で、閉館まで1時間しかなく、しかも会場が思ったより広くて展示物がいっぱいあったため、焦って見て回りました。
感想

  • 最初の部屋には、新聞漫画がたくさん展示されていました。100年前の新聞です。新聞1ページ全面に、フルカラーの漫画が大きく掲載されています。セリフは当然全部英語で、日本語訳もありましたが、何を風刺しているのかよくわからず無念。英語は難しいですね。じっくり見れば面白いのでしょうが、時間がなくてスルーしてしまいました。すみません。
  • 線画もいろいろありました。ペンで描かれた黒い線に、水彩でぽやっと色をつけてあります。この、ペンで素早く書いた感じの線が格好いいです。こんな線が描けるようになりたいね。ペン画の人物像は、頭が小さくて胴体が大きい、デフォルメされた感じでした。
  • 油絵もいろいろありました。いかにもキュービズムらしい、多角形で構成されてる絵です。この多角形のひとつひとつが、単色ではなく、きれいな色のグラデーションで塗られているのが美しいです。まさに光のクリスタル。
  • 木のおもちゃもありました。ノコギリで木を切って色を塗って作った、家とか人形とかのおもちゃです。この手作り感がいいね。
  • ファイニンガー展のほかに、館蔵作品展も見ました。メナード美術館が現在改装中とのことで、メナード美術館の所蔵作品がいろいろ出張展示されていました。
  • ピカソとかモディリアーニとか高橋由一とか梅原龍三郎など、聞いたことのある画家の作品がたっぷりありました。あんまり覚えてないけど。
  • 『テーマ展 松藤孝一「湛える空」』というのが行われていました。ガラス製の赤ちゃんの彫像や、銀色の蝶が、展示室の床にじかに置いてあります。この赤ちゃんの彫像が、ガラス製で半透明なんだけど凄くリアルで、ちゃんとおちんちんも付いてます!不思議でおもしろい展示でした。

↑以上、我ながら全く中身の無い感想文ですみません。とりあえず面白かったです。この展覧会は12月23日まで開催されていますのでぜひどうぞ。予想以上に会場が広くて、作品もいっぱいあって、見ごたえありまくりでしたよ。また今度、時間の余裕があるときに来てじっくり見たいと思いました。