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『桂三枝という生き方』を読みました!

<今年読んだ本 6>
桂三枝という生き方』桂三枝/ぴあ
2005年に出版された、桂三枝師匠の半生をつづった本です!阿久比図書館で借りてきて読みました。波乱万丈の子供時代、友人と漫才をやっていた高校時代、落語研究会をつくった大学時代、落語家デビューしてテレビで売れまくった時代、創作落語に取り組み始めた時代、そして現在までが臨場感たっぷりに書かれています。けっこう厚い本ですが読みやすかったです。

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桂 三枝

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感想:おもしろかったです!三枝師匠が、常に時代を読んで、企画を立てたり、話題づくりをしたり、新しいことに挑戦し続けているのが格好いいです!若いころの話題づくりで、落語の登場人物と同じように江戸時代の旅人の衣装を着て、大阪から伊勢神宮まで徒歩でお参りに行き、それを新聞で取り上げてもらったのが、三枝師匠のマスコミデビューだったそうです。アイデアマンですねえ。古典落語でどうやったらウケるか必死に研究した時の話など、いろいろ勉強になりました。今後『新婚さんいらっしゃい』を見るときは、真剣に見ようと思いました。そして一度でいいから三枝師匠の落語を生で聞いてみたいです。
それに、昔の番組の話とか、面白エピソードもいっぱい載ってます!『クイズ年の差なんて』が三枝師匠のアイデアから生まれた番組だったというのに驚きました。あと私もうっすら見た記憶がある『三枝やすし興奮テレビ』とか。
いやー三枝師匠ってすごい人なんですね。