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大須演芸場に行きました!

今日は、名古屋の大須にある演芸場、『大須演芸場』に行ってきました!大須演芸場に入ったのは初めてです!!
『お盆特別公演 納涼怪談ばなし』というのをやっていました。入場料は1800円でした。一回目公演が12:00〜、二回目公演が15:00〜で、入れ替え無しなので、私は一回目の途中で入って、二回目の途中で出てきました。


大須演芸場で見る演芸は、予想以上に面白かったです!さすが伝統ある演芸場!!というわけで折角なので、見た部分の感想を書きます。

  • 第一回
    1. 講談 古池鱗林:名古屋が誇る三英傑、信長・秀吉・家康についての講談。女性の講談師の方です!東海ラジオでレポートドライバーをやったりもしている方だそうです!びっくりするほど、かつぜつが良かったです!さすが講談師!途中で客席のお客さんを指名してクイズを出したりしていましたよ。小さい演芸場ならではですね。講談の中身は名古屋ネタ満載でした。おもしれー!
    2. 落語 雷門幸福:落語「鮫講釈」 名古屋の落語家さんです!名古屋にプロの落語家は4人しかいないんだそうですよ。「鮫講釈」は個人的に好きな演目なので、生で聞けてうれしかったです。クライマックスで講釈師が語る講釈の中に、名古屋ネタがたくさん入っていました。「もっと食べてみやーち」とか。おもしれー!
    3. 演歌 麻生けい子:歌謡ショー 大須演芸場には歌手の方も出るんですねー!驚きました。持ち歌2曲を熱唱したあと、ステージを降りて、『あの鐘を鳴らすのはあなた』を唄いながら、お客さん全員と握手をしていました。私も握手してもらいましたよ!そして最後は美空ひばりの『人生一路』で締めくくっていました。プロの生歌っていいですね。
    4. マジック 鳥居克次:マジックショー この方は白髪の老紳士でして、とにかく上品でした!上品なおしゃべりを交えながら、ロープマジックや、金属の輪がつながったり外れたりするマジックを披露しておられました。技を決めたあと、客席に向かって見せる笑顔がまた非常に上品!かなりファンになりました。そしてさらに素晴らしいことに、発光ダイオードをマジックの小道具に使っておられたんです!LEDで光る小さなボールを、ポケットに入れたかと思えば空中から取り出して見せたり、手の中に握ったかと思えば消したりと、非常になめらかな手つきで出したり入れたりしていました。うわーあの手品を習いたい!発光ダイオード手品!
    5. 落語 露の団六:落語「つる」 大阪から来られたそうで、出演する10日間は大須演芸場の楽屋で寝泊りするんだそうですよ。そうなんだ。びっくり。落語本編では、出てくる大工さんの仕草がリアルで凄いと思いました。大工さんが、下を向いて木を削りながら、相手の顔を見ずに喋るんです。で、相手が変なことを言い出すと、やっと顔を上げる。その感じがいいなーと思いました。
    6. 江戸曲独楽 柳家三亀司:曲独楽。 曲独楽ですが、ほとんど喋りで笑いを取ってました!ひたすら自己紹介の繰り返し!これはすごい芸を見ることができました。いやー面白かった。曲独楽も、細い棒の先端で回したりして、すごかったです。
    7. 落語 露の団四郎:怪談「摂州皿屋敷」 メインの演目です!話だけでなく、クライマックスで様々なサプライズ演出があって良かったです。
  • 第二回
    1. 落語 露の団姫:落語「一眼国」 名前は「つゆの・たまこ」と読む、女性落語家の方です!とにかく笑顔が素敵!ずっと満面の笑顔で落語を進めておられましたよ。いやーいい笑顔だった。一宮市出身の方だそうです。
    2. 講談 古池鱗林赤味噌についての講談 ひたすら名古屋の赤味噌の素晴らしさをアピールします。そのまま味噌のコマーシャルになりそうな演目でした。
    3. 落語 雷門幸福:落語「真田小僧」 仕草がオーバーアクションで面白かったです!あと、落語の冒頭の枕の部分は小さな声で演じておられましたが、これはわざと小さな声でしゃべって、お客さんの注意を引き付けるという高等テクニックを使ってるんじゃないかと思いました。

ここまで見ました!「客が少ない」ことで有名な大須演芸場ですが、入ってみたらお客さんが40人ぐらいいましたよ!面白かったのでまた行こうと思います。


大須演芸場を出て、商店街の中のコーヒー屋さんで「モカソフト」250円を買い食いし、さらに納屋橋饅頭のお店で「揚げまん棒」120円を買い食いし、第2アメ横ビル1階の電子部品売り場でカーボン抵抗と小型のテスターを買って帰ってきました。大須といえば第2アメ横だがや。