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『マン・オン・ワイヤー』を読みました!

<今年読んだ本 70>
『マン・オン・ワイヤー』フィリップ・プティ(著)・畔柳和代(訳)/白揚社
フィリップ・プティとは、1974年に、当時世界で一番高い建物だったニューヨークの世界貿易センタービルのツインタワーの間に綱を張り、世界一高い場所での綱渡りを成し遂げた人です!その人がその綱渡りの事前準備と決行とその後の一部始終を綴った本です。
この本は、映画『マン・オン・ワイヤー』の原作本の邦訳版です。映画版はTBSラジオの「ストリーム」で町山さんが紹介してましたね。映画も見たかったけど、気を抜いていたら名古屋での上映は終わっていました。どこかで見れないものか。

マン・オン・ワイヤーマン・オン・ワイヤー
Philippe Petit

白揚社 2009-06
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感想:こりゃすげー!!
世界貿易センタービルは、2001年9月11日に崩壊したあの建物です。ウルトラクイズの決勝戦開始前にニューヨーク上空を飛ぶヘリの窓から必ず見えていた建物です。その頂上で綱渡りって。そんなことを実行した人がいるとは、今考えると、「人類が月面に立った」というのと同じぐらい信じられない事実ですね。でも事実なんですよねえ。すげえ。
約60メートル離れたビルの間に綱を張るという技術的な困難とか、仲間と意見が合わなくて口論したりとか、新しくメンバーに入った人が思うように動いてくれなくてイライラしたりとか、いざ綱渡りを決行する直前に警備員に見つかりそうになったりとか、状況が刻一刻と変わって、ハラハラドキドキします。これがぜんぶ事実っていうのは本当にすごいですね。映画見たい。