＜今年読んだ本 ８２＞
『なほになほなほ 私の履歴書』竹本住大夫／日本経済新聞出版社
文楽の大夫（浄瑠璃を語る人）として人間国宝に認定された、竹本住大夫さんの自叙伝です！全篇、大阪弁の口語体で書かれています！日経新聞の連載のほか、桂米朝師匠など各界の大御所との対談と、平成十六年に岡崎市で上演された近松門左衛門作『源氏十二段』の床本が収録されています。
なほになほなほ―私の履歴書
日本経済新聞出版社 2008-12
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感想：面白かったです！しぶいです！
戦争の話が、若いころの体験談として出てきます。これは貴重なお話だ。あと文楽の協会が２派に分裂した話とか、文楽界にもいろいろ紆余曲折があったんですね。
そして大御所が話す関西弁には風格があり、味わい深さを感じました。
