※当ブログの一部の記事にはアフィリエイト広告を掲載しています

『狗牙絶ちの劔 ―刀と鞘の物語― 4』を読みました!

<今年読んだ本 99>
『狗牙絶ちの劔 ―刀と鞘の物語― 4』舞阪洸富士見ファンタジア文庫
雑誌『ドラゴンマガジン』で連載されていた作品の文庫化の最終巻です!雑誌連載時は、物語の要所要所で2通りの選択肢が載って、「この先の展開は、読者の投票で決まります!」という企画の連載でした。で、物語のクライマックスのいいところまで来て、最後の選択肢が示されて、投票の募集が行われて、「物語の結末は文庫本で!!」となりました。連載作品の結末が雑誌に載らないっていうのは、ずるい商売のような気がしましたが、結末が気になったので文庫を買いましたよ。

狗牙絶ちの劔4  ―刀と鞘の物語― (富士見ファンタジア文庫)狗牙絶ちの劔4 ―刀と鞘の物語― (富士見ファンタジア文庫)
うなじ

富士見書房 2009-11-20
売り上げランキング : 13731
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

感想:けっこう面白かったです!
香月と駿のラブラブぶりが、たまらなく良いです。基本的には緊迫感のあるバトルが中心で、生身の人間が惨殺される場面が生々しく描写されたり、今にも敵が出てきて殺されるかもしれないという極限状態が続きますが、それにも関わらず香月と駿がラブラブの雰囲気を出したりしています。のんきな会話してる場合じゃねえだろと言いたくなるところも多々ありますが、取り敢えず面白いのでいいかと思います。
しかし、最終的な結末が、ジャンプの打ち切り作品によくある「おれたちの本当の戦いはこれからだ!」見たいな感じなのがやや寂しかったです。もうちょっと続きが読みたかった。
あと、巻末に、おまけのような短編が収録されていて、水着シーンが多くて素直にうれしいですが、挿絵がなくて残念。挿絵を付けてほしかったー。