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『λに歯がない』を読みました!

<今年読んだ本 101>
λに歯がない森博嗣講談社
Gシリーズの5冊目です。Gシリーズは、西之園さんが大学院博士課程に進んでて、加部谷さんとか海月君とかが出てくるシリーズです。
「密室殺人が起きた!しかも死体の歯が全て抜かれていた!」という事件が起こるという話でした。

λに歯がない (講談社ノベルス)λに歯がない (講談社ノベルス)

講談社 2006-09-06
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感想:おもしろかったです!加部谷は明るくていいですねー。
作中では、犯行のトリックよりも、犯人が犯行に及んだ動機のほうが、大きな謎になっている感じで、不思議な読書感でした。


それにしても密室トリックがよくできてるなーと思いました。解決編に至るまでに、トリックを解明するのに必要なヒントが全て明かされていて、読者も推理ができるようになってるんですね。私は結末を読むまで全く分かりませんでした。とほほ。