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『禁断のパンダ』を読みました!

<今年読んだ本 102>
『禁断のパンダ』拓未司/宝島社
このミステリーがすごい!』大賞の第6回大賞受賞作です!今更ながら読みました。
神戸が舞台で、フランス料理のシェフが活躍するお話です。

禁断のパンダ禁断のパンダ

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感想:面白かったです!後半ハラハラドキドキしながら読みました。さすが大賞。
前半に出てくるフランス料理の描写が本当に美味しそうで、フランス料理を食べに行きたくなりましたが、しかし後半を読んだら急激に食欲が減退しました。さすが大賞。


この小説はすでに文庫化されていますが、私が読んだのは単行本版で、巻末に第6回『このミステリーがすごい!』大賞の選評が掲載されていました。その選評によると、『禁断のパンダ』は「グルメ小説としては魅力的だが、ミステリーとしては弱い」みたいな評価でした。でも私は普通にミステリー小説として面白いと思って読んでしまいました。単行本化に当たって加筆修正されているのと、私が本格的なやつをあまり読んでいないためかと考えられます。