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『イマジン秘蹟(サクラメント)〈1〉魔女症候群(ヘクサドローム)の春』を読みました!

<今年読んだ本 4>
『イマジン秘蹟サクラメント)〈1〉魔女症候群(ヘクサドローム)の春』本田透角川スニーカー文庫
高校一年生男子が主人公で、「今久留主高校異端審問部」という怪しい部活動の部員の女子たちに学園生活をひっかき回されて色々あるみたいなお話でした。魔女狩り、悪魔祓いといったものを主な題材にしている感じです。

イマジン秘蹟(サクラメント)〈1〉魔女症候群(ヘクサドローム)の春 (角川スニーカー文庫)イマジン秘蹟(サクラメント)〈1〉魔女症候群(ヘクサドローム)の春 (角川スニーカー文庫)

角川書店 2007-10-01
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感想:おもしろかったです!メインストーリーはシリアスで緊張感あふれる展開だし、キャラクターの魅力を楽しめる場面や読者サービスシーンもあったりして、盛りだくさんでよかったです!後半の、登場人物が何かに取り憑かれて恐ろしい人格になる場面は本当に怖いですし。
キャラクターがみんな魅力的です!光紗(黒髪で衣装は黒装束のクールな美女で、下着は着けていないらしい)、ちこり(金髪碧眼の美女で口数が多くて強気な少女)、サナギ(無口で、常に頭に紙袋をかぶっていて、棺桶をひきずっている)、玲於奈(主人公の姉で、家に10年間ひきこもっている)といった人々が出てきます。みんな、これでもかと濃い設定です。ちゃんと設定が活きている感じでして、さすが本田先生だと思いました。私は特にサナギが好きでした。