<今年読んだ本 11>
『フリー <無料>からお金を生みだす新戦略』クリス・アンダーソン(著)、小林弘人(監修・解説)、高橋則明(訳)/NHK出版
評判のビジネス書です!読んでみました。
フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略
小林弘人
日本放送出版協会 2009-11-21
売り上げランキング : 8
おすすめ平均
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感想:なるほどなーっと思いました。わたくしはこの「はてなダイアリー」で、月額180円の有料会員になっています。アクセス解析機能が使えたりするので、月180円分の満足は得ています。これぞまさしく「フリーミアム」なわけですね。(わずかな有料会員が、多くの無料会員を支えるというビジネス構造を「フリーミアム」というそうです)
私もフリーで金を儲けてみたいものです。起業するアイデアも根性も無いので、身近なところで何か方法はないでしょうか。取り敢えずこれを見ている皆様!このページのAmazonのアフィリエイトのリンクから何か買ってください!
この日記に阿久比町の写真を無償で載せることで、阿久比町の知名度アップになり、ゆくゆくは阿久比町全体の経済が活性化して、回り回って私のふところに金が…入ってきたらいいんですけどね。
この本で得た豆知識3点
- 1960年代に、コンピュータ内蔵の調理台が発売された。価格は1万600ドル。操作方法は、トグルスイッチで16進数を入力するしかなかった。…すごい!そんな昔にIT家電があったとは!実際に使いこなしていた主婦がいるかは不明みたいですが、トグルスイッチで16進数を入力する主婦がいたらカッコイイ!いてほしい!
- 「ペニー・ギャップ」:無料なら多くの人が利用する商品やサービスに、1ペニー(1セント)でも課金したら、利用者は激減する。…なるほど!100万円儲けようと思ったら、100万人から1円ずつ貰うよりも、1万人の有料会員から100円ずつ貰って、残り99万人には無料でサービスを供給するというのが現実的なんですね。そのシステムをどうやったら実現できるかが問題だ。
- 「ダンバー数」:150人。人間が、あるコミュニティにおいて、各メンバーが強い絆で結ばれたままでいられる上限の人数。…それ以上になると派閥に分かれたり分裂したり色々起きやすいのかー。それにしても150人って、会社組織ならまだしも、趣味の同好会やオフ会とかだとしたら、相当大きい人数ですよね。150人が団結するには、相当強い目的意識が必要だと思います。趣味の集まりの、ゆるい感じのコミュニティなら、4〜50人ぐらいがちょうどええのでしょうか。どうなんでしょう。