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『“文学少女”と恋する挿話集3』を読みました!

<今年読んだ本 68>
“文学少女”と恋する挿話集3』野村美月ファミ通文庫
短編集の第三弾です!大人になって中学校の先生になった竹田千愛さんの話と、テノール歌手の鞠谷敬一さんの話がメインです!牛園くんも出てきます!

“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)“文学少女”と恋する挿話集3 (ファミ通文庫)
野村美月 竹岡美穂

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感想:めちゃくちゃ面白かったです!
文学少女シリーズ本編の内容をふまえた、すばらしい前日譚と後日談です!本当に文学少女シリーズを読んでよかったと思いました。野村先生ありがとう。
私が先日、三島由紀夫の『潮騒』を読んだのは、牛園君の話で『潮騒』が題材になっていたからです。潮騒もおもしろかったです。文学少女シリーズ全巻と潮騒最高!続きがもっと読みたいぜ。
テノール歌手のマリちゃんこと鞠谷敬一さんが、おじさんなのに、つぎつぎに女子高生に好意を持たれるのは、心の底からうらやましいです!!でもそんなおじさんになる為には、イケメンで、一芸に秀でていて、物腰が上品で、イケメンでなければならないという、厳しい条件があると推測されます。はーうらやましい。
あと流人の父親っぷりがいいですね。流人はどうやって金を稼いでいるんでしょうね。


ところで、文学少女シリーズの魅力のひとつは、「べそ」という言葉がうまく使われている点にあると思います。べそべそ。