※当ブログの一部の記事にはアフィリエイト広告を掲載しています

『シュアリー・サムデイ』を見ました!

ユナイテッドシネマ阿久比にて、映画『シュアリー・サムデイ』を見ました!小栗旬初監督作品の、青春映画です!
高校生5人が、中止になった文化祭の復活を要求して教室に立てこもり、校舎を爆破するぞと学校側を脅します。でも脅すだけのつもりが、本当に爆弾を爆発させて教室を吹き飛ばしてしまいます。で、退学。
その3年後、大人になったこの人たちが、ひょんなことからヤクザの親分に「明日までに3億円用意しろ。でないと皆殺しだ」と脅されたり、小西真奈美演じる謎の美女を探したり、小学生時代のエピソードも出てきたりして、色々あるという話です。


感想:まあ面白かったと思うけど、とっ散らかった感じで、よくわからなかったです!
小出恵介をはじめとする5人はかっこいいし、小西真奈美は美人だし、ヤクザの親分はぶっ飛んだキャラだしと、登場人物がみんな魅力的だと思いました。その中でも特に、5人の中の発明担当の人が、いい味出してて好きでした。
各場面も、子供時代の5人が小西真奈美に会いに行く場面はどうなるかドキドキしましたし、一個一個の場面はたいへん面白かったです。「金は無いぞー!」を連呼するナイナイ岡村さんも面白かったし。
でも映画全体として、何が言いたいのかよくわからないという印象を受けました。

あの爽やかな小栗旬さんの監督作品なのに、週刊少年マガジンの不良マンガっぽい言い回しの下ネタ台詞が多かったのが意外でした。「童貞」「はめまくり」とか。


荒唐無稽な青春コメディか、それともシリアスな青春群像劇なのか、その両方なのか、どういう雰囲気の作品として観たらいいか分からず、どっちつかずの印象でした。
物語の主題も、高校時代の5人がバンドをやろうとする話がメインなのか、3億円用意しようとする話がメインなのか、それは置いておいて若者の人生を描きたいのか、主題がどこにあるのかがよくわからない印象でした。主役は若者5人なのでしょうが、途中から小西真奈美の素性が明らかになってくると、小西真奈美の人生のほうがよっぽど波乱万丈で、小西真奈美のほうが主人公に見えてしまいました。それはそれでいいと思いますけど。


あと

  • 発明担当の人が小学生時代に作った「ターボ付き自転車」がカッコイイ!あと時限爆弾も、陸上競技のタイムを表示するような大型時計を使ってて、大掛かりでかっこいい!あの技術力にあこがれます。
  • ヤクザになった若者が、親分のことを「カシラ」と呼んでいたけど、親分のことは「オヤジ」と呼ぶのが正しいのではないかと思いました(根拠:アウトレイジではオヤジと呼んでたから)。
  • やっぱり竹中直人はかっこいい!