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『かのこん 12 〜ちずるメリーゴーラウンド!〜』を読みました!

<今年読んだ本 111>
かのこん 12 〜ちずるメリーゴーラウンド!〜』西野かつみ/MF文庫
12巻です!前巻で大きな秘密が明らかになったり大事件が起きたり等のシリアスな展開が一段落しました。で、今巻は、気楽な話になってます!ちずるが突然、はずかしがり屋になってしまい、耕太とスキンシップができなくなったので、なんとか恥ずかしさを克服していやらしいことをしようと努力する話です。

かのこん〈12〉ちずるメリーゴーラウンド! (MF文庫J)かのこん〈12〉ちずるメリーゴーラウンド! (MF文庫J)
西野かつみ 狐印

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感想:おもしろかったです!
これでもかとアホな作戦が出てきて笑えます!心底アホです!いい意味で!子連れ狼の扮装をしたりなど、くだらなくて最高です。文章自体も、いい意味で頭の悪そうな言い回しが満載で、日本語の可能性を広げている作品だと思います。「おっぱお」とか。
望が、健気な内助の功みたいな立ち位置になってきて、いい人だなーと思いました。望には幸せになってほしいです。あと土門八葉がかわいいです。


前巻のラストで、「ついにちづると耕太が男女の一線を越えた」という描写があったと思ったのですが、今巻では「あの出来事はあくまでも精神世界での出来事であり、肉体的には一線を越えていない」ということになっていて、ややだまされたような感じがありました。一線を越えていないのかー。じらしますね。