＜今年読んだ本 １３７＞
『微視的(ちまちま)お宝鑑定団』東海林さだお／文藝春秋
東海林さだお先生のエッセイです！
微視的(ちまちま)お宝鑑定団
東海林さだお
文藝春秋 2009-10
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感想：めっさおもしろかったです！
具体的に役立ちそうな情報として、糖尿病専門医の牧田善二先生との対談に出てくる「イチョウ葉エキスは脳への血流改善効果があることが医学的に立証されているし、シナモンには血糖値を下げるはたらきがある」という話は、将来のために覚えておこうと思いました。今は糖尿じゃないけど、甘いものが大好きなので。
あと、“日本一の居酒屋”として、名古屋の伏見にある「大甚本店」というお店が紹介されていました！伏見にはよく行きますが、そんな店があるとは知らなんだ。ぜひ行こうと思います。（後日行きました）
本のタイトルにも付いている「微視的生活入門」シリーズでは、「ズボンの役割について」「ネクタイの存在意義について」「靴下のずり下がりについて」等、普段なら気にも留めない些細な件について、深く掘り下げて考察されており、たいへん面白いです。東海林先生のエッセイの真骨頂な気がします。細かいことを深く掘り下げるという手法は、当日記でも是非とも真似したいところです。
ちょっとやってみよう。
- 最近買ったズボンは、社会の窓の部分がファスナーではなくボタンで留める方式になっている、いわゆるボタンフライというやつなので、尿時に前を開けるのが面倒臭いです！しかもジーンズの生地が厚手なので、ボタンの開け閉めがしづらい！通常の尿時はいいですが、緊急を要する尿時には、我慢の極限で手がプルプル震える状態で固いボタンを開けることになり、へたに手間取ると大惨事になることが予想されます。想像するだに恐ろしや。
- ネクタイ、わたしがつとめている会社はクールビズＯＫなので、多くの人はノーネクタイですが、でもわたくしはワイシャツを着るときはネクタイを締めるのが好きです。皮下脂肪で腹が出ているので、胸元にネクタイをぶら下げておけば視線がネクタイに集まるので、他者の視線が腹肉に集中するのを防げるのではないかと期待してのことです。しかしこの秋に部署が異動になり、薄手の作業着を着て一日過ごすことになりました。腹肉が目立ちます。とっほっほ。
- 靴下は、アピタ阿久比店の２階で２足９８０円で売られているやつを愛用しています。ここ１０年間は、２足９８０円で通しております。生地の厚いものが好きです。
あまり深くなりませんでした。東海林先生の偉大さがわかりました。
