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『ブロンド少女は過激に美しく』を見ました!

<今年見た映画 3>
お昼に、名古屋・今池の名古屋シネマテークにて、映画『ブロンド少女は過激に美しく』を見ました!フランス映画です!なんとなく見に行ってみました。
公式サイト→http://www.bowjapan.com/singularidades/
ポルトガルの作家デ・ケイロスの短編小説が原作とのことで、映画の上映時間が64分と短めです。監督のマノエル・デ・オリヴェイラ氏はは1908年生まれで、なんと、撮影中に100歳の誕生日を迎えたそうです!すげー!通販生活のCMに出ていた頃のきんさんが映画を撮ったようなものですからねー。すげえ。


映画は、ヨーロッパの長距離列車の中から始まります。指定席に乗ってる男が、となりに乗ってた女性に、雑談みたいな感じで恋愛の体験談を話します。
リスボンの洋服店の2階で働く会計士として働いていたら、道を挟んで向かい側の建物の窓から、中華風の扇を持った金髪美人が顔を出しているのを見て、人目ぼれします。友人の紹介で知り合って、いろいろあって求婚しますが、男の伯父に反対されたり、更にいろいろあるという話ででした。


感想:おもしろかったです!ヨーロッパらしい上品さを感じました。
結末の後味の悪さが、昔の短編小説らしくて良かったです。
タイトルにもある「ブロンド少女」は、美人でしたが、少女というより、けっこう大人の女性でした。初期のハーマイオニーみたいな金髪美少女ではなく、最近のハーマイオニーのように成熟した感じです。だからブロンド少女目当てで見に行くべきではない。