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『ルリボシカミキリの青』を読みました!

<今年読んだ本 14>
「生物と無生物のあいだ」で有名な分子生物学の福岡教授のエッセイです!
『ルリボシカミキリの青』福岡伸一文藝春秋

ルリボシカミキリの青ルリボシカミキリの青
福岡伸一

文藝春秋 2010-04-23
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感想:おもしろかったです!
社会問題や日常生活の話題や子供の頃の話などが、生物学者らしい学問的な分析をまじえて書かれています。学問的な話がわかりやすくて、押しつけがましさがなくて、いい感じです!本気を出せばもっと難しい話になりそうですが、難しさがまったくなくて、ちょうどいい知的さです!こんな知的な文章を書けるようになりたいなあー。わー


得た知識:

  • ホタルの発光の元になる物質「ルシフェリン」は、堕天使ルシファーにちなんで命名された。
  • 恐竜の「フタバスズキリュウ」の化石を発見したのは、鈴木直(ただし)さん。
  • ブラウン運動」の代表的な現象といえば、水に浮かべた花粉がランダムな動きをすることだと思われがちですが、実際は、花粉の粒子は大きすぎるため、ブラウン運動は観察できない。花粉から出てきたデンプンの粒など、もっと小さな微粒子ならブラウン運動が見られるそうです。