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永江朗『広辞苑の中の掘り出し日本語』を読みました!

<今年読んだ本 5>
『広辞苑の中の掘り出し日本語』永江朗/バジリコ
ライターで書評家で、荒川強啓デイキャッチの「メキキの聞き耳」のコーナーでもおなじみの永江朗さんの著書です。
広辞苑を最初から最後まで読んで、知らなかった珍しい言葉や、知ってるけど改めて辞書で意味を確認したことがなかった言葉を紹介し、その言葉に関連するあれこれについてのエッセイが1ページに1個ずつ書かれています。

感想:すごい面白かったです!
たほいやのようにマイナーな言葉を紹介するのがメインではなく、言葉を発端として永江朗さんが考えたことをつれづれなるままに書いてるエッセイのほうがメインです。永江さんの主観を全面に押し出して書いているところが面白いです!まさにこれぞ“随筆”という感じです。
【じゅんのび】の項目の「ぼくはしばらく前から肩がこるのをやめた。」という一文が衝撃的でした。あと「口の虎」「すし」「なさけを売る」の項目が好きです。