※当ブログの一部の記事にはアフィリエイト広告を掲載しています

湯浅邦弘『入門 老荘思想』を読みました!

<今年読んだ本 73>
『入門 老荘思想』湯浅邦弘/ちくま新書
老子と荘子の思想の代表的な部分、老荘思想の文献的研究の手法、老荘思想の広がり方と世界に与えた影響などがわかりやすく解説されてる本です!

感想:おもしろかったです!大変勉強になった気がします。

得た知識:

  • 現在読まれてる老子や荘子の元の文献は、だいたい竹簡(竹でできた細長い札)に書かれている
  • 老子の思想は「何もしないことによって天下を取る」など、逆説的な言葉が多い
  • 「上善は水のごとし」は老子の思想
  • 荘子の思想は「虎豹の文は田を来す」「朝三暮四」みたいな、たとえ話の形で語られている