国立文楽劇場で文楽を見てきた!!

大阪の国立文楽劇場で、11月文楽公演を見てきました!!往復とも近鉄特急で行ってきました。
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演目は、第一部の昼公演が『双蝶々曲輪日記』(ふたつちょうちょうくるわにっき)、第二部の夜公演が『奥州安達原』(おうしゅうあだちがはら)です!
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第一部の開演が午前11時、第二部の終演が夜8時50分で、丸一日びっちり観劇しました。

全体的な感想:

  • 人形の動きが本当に生きてる人間みたいに繊細です!見ててほれぼれします!女の子の人形の仕草の可愛さに萌え!!あと逆に、死んでしまった人物は人形遣いの手を離れて、人形がそのまま舞台に置かれるんですけど、そのときの微動だにしない人形の「死んでる感」がすごいです!人形浄瑠璃ならではの、ハッとする演出です。
  • 浄瑠璃を語る大夫さんは、声だけでなく、顔の表情も全力で演じておられます!笑う場面ではものすごい笑顔ですし、悲しむ場面では全力のしょんぼり顔で浄瑠璃を語ってます!なので人形だけでなく大夫さんの顔にも注目すると楽しいです。
  • 三味線は、たぶん象牙製の分厚いバチを使って引いてて、あれ値段が高いんだろーなーと思いました。弦を激しく叩くように引く激しい演奏がすごいです。
  • イヤホンガイドは非常にわかりやすかったし、じっくり浄瑠璃を聴きたい場面ではちゃんと黙ってくれるので、借りた方がいいと思います!ただし受信機に付属のイヤホンはずっと付けていると耳が痛くなるので、ふだん携帯音楽プレーヤーで使ってる愛用のイヤホンにつけかえて使うと良いです(そんな使い方は推奨されてないと思うけど)。イヤホンガイドの音声はモノラルで、ステレオのイヤホンをつけた場合は「L」のほうから音声が聞こえます
  • うしろの席の女性が話してたんですけど、浄瑠璃の豊竹咲甫大夫さんは、千鳥のノブ小池さんに顔がとても似ています。画像検索で見てみてください。

それぞれの話の大雑把なあらすじと感想

『双蝶々曲輪日記』

あらすじ:相撲取り2人と、それぞれを贔屓している侍と豪商がいて、侍と豪商にはそれぞれ恋仲の遊女がいるんだけど、いやなキャラの侍が遊女に横恋慕してて、いろいろあって相撲取りの一人がいやな侍を殺害してしまい、さらにいろいろある話
感想:だいぶ寝ちゃいました・・・前日寝不足だったのと、浄瑠璃が心地よすぎて・・・。人間関係が複雑だったのと、寝てたせいで内容は正直よくわかんなかたけど、昔の人は恋愛に積極的だったんだなーと思いました。

『奥州安達原』

あらすじ:奥州の豪族、安倍氏と、源氏と平家が出てきて、恋愛関係や主従関係など、義理と人情の板挟みみたいな話がいろいろあって、最後は夫妻が東北地方に逃げ延びて、怪しいあばら家で老女の世話になるんですが、その老女は実は・・・みたいなホラーっぽい話になる。(最後のほうは能の『黒塚(安達原)』をもとにした話だそうです)
感想:明るい場面は人形が踊ったりして楽しいんですが、陰惨な場面がめちゃくちゃ陰惨で、ギャップが凄い!なんといったって、妊婦の腹をかっさばいて血まみれの胎児を取り出すという残酷シーンがあるんですよ!人形だからこそグロテスクになりすぎずに上演が可能な演出なんでしょうね。すごいです。あと、「この人は、実は○○に変装していた△△だったのだ!!」という展開が多くて、イヤホンガイドがないと理解できなかったと思います。しっかり予習してから見に行った方がいい!!もっと勉強しとけばよかった