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弟子吉治郎『立川談志 鬼不動 天空のネタ下ろし』を読みました!

<今年読んだ本 1>
『立川談志 鬼不動 天空のネタ下ろし』弟子吉治郎/河出書房新社
立川談志師匠を主人公とするフィクションです。晩年の談志師匠が「鬼不動」という架空の新作落語を演じるという話です。著者の弟子吉治郎さんは上岡龍太郎さんのお弟子さんだそうです。

感想:おもしろかったです!
「晩年の談志師匠はこうであってほしかった」という、談志師匠を理想化して神格化したような物語で、不思議な読後感でした。国立演芸場の浪曲の会に談志師匠が飛び入り出演して見事な浪曲を披露するとか、有り得ないことだけど、あってほしかった出来事です。
談志師匠のDVDを真剣に見ようと思いました。