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名古屋能楽堂で能を見てきました

f:id:b0916903:20150307193928j:plain:w240:right名古屋能楽堂へ行って、能と狂言を見てきました!最近、能に興味があって、たまに能の公演を見に行きます。
わたくしがなぜ能に興味を持ったかというと、「能を見て面白いと思えたら、世の中に恐い物は無くなるのではないか?」と思ったからです。
以前は「能は物凄く難しくて、まったく意味が分からなくて、全然面白くない」というイメージを持っていました。そんな能を面白く感じるようになったら、世の中に「面白くないもの」は無くなるのではないか。そう思って能をちょっとずつ勉強しています。

本日は名古屋能楽堂の3月定例公演で、演目は狂言『柑子』と、能『定家』でした。料金は自由席で3100円。脇正面の前から2列目に座れました。

開演前に能のショート解説があり、能楽鑑賞の心得としては

  • 能楽は想像力の世界。鑑賞者の想像力が必要である。舞いを舞っているときは、鑑賞者がいろいろ想像する時間である。登場人物についていろいろ想像しながら観てほしい。
  • 能楽を初めて見る人や、鑑賞歴が浅い人は、途中で眠くなると思いますが、寝ちゃだめだ!!寝てたら見れないから!!がんばって起きてて見てくれ!!

とのことでした。

『柑子』は、太郎冠者がみかんを勝手に食べちゃう話で、笑って楽しめました。口調が古めかしいけど、話の筋は分かりやすーいコントですね!日本には昔からコントがあった!!ナンチャンが狂言に取り組むのも納得です!

『定家』は、旅の僧が式子内親王の墓のところに来たら、墓石には藤原定家の執念がつる状の植物になった「定家葛(ていかかずら)」になって巻き付いていて、そこに式子内親王の霊が出てきて、舞ったりするという話です。
イヤホンガイドが無料で借りられたのであらすじは分かりましたが、謡(うたい)が何を言ってるのかまったくわからず、途中で睡魔に襲われました。しかし歯を食いしばったり太腿を抓ったりしながら睡魔と闘い、7割ぐらいの時間は意識を保っていることに成功しました。前回の能鑑賞時は半分以上寝ていたので進歩したと言えるでしょう。
本来はちょっとでも寝たらダメだ!!まだまだ能の勉強が必要です。

あと、お客さんの中から抽選で10名様に当たる「能楽グッズプレゼント」に当選して、能楽レターセットをもらいました!!やったー!!