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『超ディープな深海生物学』を読みました! 世界最大の単細胞生物は直径20cmあるんですって

<今年読んだ本 26>
『超ディープな深海生物学』長沼毅、倉持卓司/祥伝社新書
カイコウオオソコエビ、クダクラゲ、ラブカ、チューブワーム、オオグチボヤ、クセノフィオフィラ、ウミユリなど、渋い深海生物の生態について書かれている本です。

感想:おもしろかったです!深海生物にはロマンを感じます。
チューブワームは体内に住む化学合成バクテリアと共生して栄養を得ているんですって。で、チューブワームの体には、エラと、エラを動かす筋肉と、化学合成バクテリアを住まわせる袋状の組織しかないんですって。すごい進化形態だ。
有孔虫の一種で、世界最大級の単細胞生物であるクセノフィオフィラは、単細胞なのに、大きさが直径20cmにもなるんですって。周囲の砂粒などを固めてハニカム状の殻を作り、単細胞だけど細胞核が複数あって体の各部で異なる機能を持つそうです。すっごい!それ見たい!