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将棋の駒が美少女化するラノベ『王手桂香取り!3』を読みました! 完結した!!

<今年読んだ本 31>
『王手桂香取り!3』青葉優一/電撃文庫
将棋好きの少年のところに、将棋の駒が美少女の姿になって出てくる話の3巻目です!で、本文の最後に「第一部 完」と書いてあったし、あとがきを読んだらこのシリーズはこれで終わりみたいなことが書いてあったので、この巻で最後らしいです!えー!好きなシリーズだったのに!!残念!!

感想:おもしろかったです!
玉将が具現化した姿の女王様がじつは可愛い一面もあることがわかったし、主人公のあゆむが桂香先輩といい感じになったし、あゆむも将棋が強くなったしで、続きが気になるところで終わってしまいました。あゆむが名人に弟子入りして本格的にプロを目指すことになったところで終わるというのは、ジャンプの打ち切り漫画の最後のコマで「俺達の戦いはこれからだー!!」と決意して終わるパターンのやつみたいでした。

対局シーンで、わりと具体的な棋譜が出てくるけど、将棋に詳しくないから、どの手がどう凄いのかよく分かんなかったのが、シリーズ早期完結につながる弱点になってしまったのかなー。『ハチワンダイバー』とかのマンガなら、一手指したときにバシィッと擬音を付けてピシャーンと雷が落ちてグオオッと顔が物凄い表情になったところを絵に描いて目に見える形にできるけど、文章で具体的な駒の動きを書きながら「よくわかんないけどなんとなくすごい」感じを表現するのは難しいのでしょうか。将棋が分かる人ならより楽しめたんでしょうねー
まだ金と銀と飛車と角の駒娘が出てきてないし、どっかで続きが読めたらいいなー