カメノテが安く売ってたので買ってみた
スーパーの魚売り場で「カメノテ」が1パック280円で売られていたので、買ってみました。
亀の手みたいな形をした甲殻類です。
これを塩茹でにして食べます。
まず、カメノテをザルに入れて、流水でガシガシとよく洗います。カメノテは磯の生き物なので、何が付着しているか分かりません。しっかり洗う必要があります。
洗い終わったカメノテを取り出した後のザルをよく見たら、小さいゴカイみたいな生き物がうごめいていました。ヒエ~。洗ってよかった。
お鍋に塩水を入れて、洗ったカメノテを投入します。
火を付けてグツグツ茹でます。アクが出ましたが無視。
10分ほど茹でました。
茹で上がったカメノテを皿に盛った状態がこちらです。磯の香りがします。
茹でても、海老みたいに色が変わったりはしないです。
カメノテを剥いて食べます。
亀の手の爪ような形の部分をしっかり持ち、手首のような部分の皮を力強く引っぱると、皮がベリッと引きちぎれるような感じで破れて、スポッと抜けます。
亀の手首に相当する部分の中から、ピンク色の身が出てくるので、これを食べます。
なお、亀の手の爪のような形の部分にはエラが入っており、ここは美味しくありません。手首に相当する部分の肉だけを食べよう。
食べた感想
- カニと同じ味がする!!おいしい!!
- 食感はクニクニとした弾力のある歯ごたえで、アサリの剥き身を噛んでるみたいな感じ!!
- 臭みとかは全くなくて、意外に食べやすい!!
おいしかったので、安く売ってたら是非買って食べてみよう!
一応Amazonとかでも購入できるらしいです。 しかし、通販で購入する場合は最低購入量が結構多めだし、値段も高めなので、わざわざ通販までして取り寄せなくてもいいと思う・・・美味しいけど食べるとこ少ないし・・・
スーパーマーケット等の鮮魚売り場で少量のパックが売ってた場合に、試しに買って食べてみるのが、おすすめです。
表皮の構造が格好いい
カメノテの、手首のような部分の皮の内側は、こんな感じです!
かっこいい!! 小さなパーツをつなげて作った精巧な工芸品のようです。
魚の皮を加工して作った工芸品もあるんだから、カメノテの皮で作ったハンドバッグとかがあってもいいんじゃないかと思いました。磯臭そうだから持ち歩きたくはないけど・・・