リトルワールドで「西アフリカ カッセーナの家」を見た
良い天気の日曜日。
家族で、愛知県犬山市にある野外民族博物館「リトルワールド」に行きました!
www.littleworld.jp
世界各国の建築物が再現されている場所です。電車とバスを乗り継いで行ってまいりました。
名鉄犬山駅発、リトルワールド行きの路線バスは、途中でモンキーパーク前のバス停にも停車します。モンキーパークの山の上にある岡本太郎のオブジェ『若い太陽の塔』の頭部が見えて、ちょっと嬉しかったです。
昼過ぎにリトルワールドに到着。
園内の建築物たちを全部しっかり見て回ると2時間かかるそうなのですが、この日はものすごっっく暑かったため、横着して
- 園内入口の近くから、大人一名500円で1日乗り放題の園内周回バスに乗り、バスの車内から建物を眺める
- 特に見たい展示物ひとつに絞ってじっくり見る
- またバスに乗って園内入口付近まで戻る
という戦法をとることにしました。
で、重点的に見ることにしたのは、「西アフリカ カッセーナの家」です。子供が園内ガイドマップを見て「ここ見たい!」と言ったので即決です。
西アフリカ カッセーナの家
アフリカ大陸西部、ブルキナファソのサバンナ地帯にある、農耕民カッセーナの家です。現地で寸法を計測して、建造物群の一部分を再現しているそうです。
土壁でできた小さい家がたくさんあり、土塀でつないで囲んであります。
建物群の構造が結構複雑で、歩き回ってるとちょっとした巨大迷路みたいで楽しいですが、段差がかなり多くて、バリアフリー的な配慮はゼロです。スマホ見ながら歩いてたら確実に躓いてコケます。厳しいぜ西アフリカ。
一夫多妻制で、壁に模様を描くのは女性の仕事。
塀で区切ってあるのは、周辺の敵対する民族の侵入を妨げるためなんですって。
気温が高い地域なので、外の熱が家の中に入らないように、入口がすごく小さくて、建物内は半地下になっています。
めちゃくちゃ暑い日だったけど、建物の中に入ったらわりに涼しかったです。土壁はけっこう断熱効果あるんですね。倉の中が涼しいのと同じか。
しかし窓のない部屋もけっこうあって、夜は真っ暗になってめちゃめちゃ怖いと思います。火をたいたら煙がこもりそうだし、現地の人は夜どうしてたんでしょうね。夜目がめちゃめちゃ利くとか?
というわけで、リトルワールドの敷地内には他にも世界各国の建物があるのですが、それらは遠目で眺めただけで、ちゃんと見学したのは「西アフリカカッセーナの家」のみ。
異国情緒を限定的に感じてまいりました。
お土産売り場で、顔の右半分と左半分が白と赤に塗り分けられているリトルワールドのキャラクターのグッズが売られていて、欲しくなったのですが、ちょっと考えたらやっぱり別にいいやと思い直し、何も買わずに帰りました。
さらに、犬山には犬山城、明治村、モンキーパークと、見るところがいっぱいあるので、家族でまた犬山来るぞ