<今年読んだ本 74>
『Dクラッカーズ 1 接触』あざの耕平/富士見ミステリー文庫
最近は『東京レイヴンズ』で有名なあざの耕平先生が2000年代初頭に書いておられたシリーズの1巻です!
主人公は知的でおとなしいタイプだけど重度のドラッグ常用者である高校生男子で、幼馴染の女子やドラッグ密売組織といろいろある話です。
何の作品か忘れたけどラノベ好きの登場人物が登場するラノベで「Dクラッカーズを読んでない人は人生損してる」みたいなセリフがあったのを思い出して読んでみました。
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私が読んだのは富士見ミステリー文庫版(図書館で借りて読みました)ですが、2007年に富士見ファンタジア文庫で新装版が出ております。
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感想:たいへん面白かったです!
ドラッグに関するうんちくを語る高校生たちの様子が、私の高校生時代には全く交流のなかった、大人の世界を知っているグループの会話を盗み聞きしてるみたいな感じで、なんかドキドキしました。
中学生の頃に読んでいれば、このドキドキ感をより強く楽しめたんだろーなーと思いました。