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永江朗『「本が売れない」というけれど』を読みました!

<今年読んだ本 21>
『「本が売れない」というけれど』永江朗/ポプラ新書
本を売る現場が現在どうなってるかと、今後どうすべきかについて書かれている本です。大型書店や町の小さい書店、取次と書店の関係、電子書籍などの話です。

感想:おもしろかったです!
「活字離れ」といいますが、新古書店での本の売り上げと図書館の貸し出し冊数を足すと、新刊書籍の販売数を上回ってるんですって。わたくしもこの本を図書館で借りて読みました。すみません。

この15年ぐらいで、本屋さんは全国で7000店ぐらい廃業したそうです。わが愛知県阿久比町でも、駅の近くに「丸貞書房」という小さい本屋さんがあったし、現在クロネコヤマトの営業所がある場所は昔は本屋さんだった(店名は忘れました)だったし、駅の近くのGEOはちょっと前まで夢屋書店という本屋さんでした。丸貞書房は潰れたし、現クロネコヤマトの本屋さんはあるとき急に古本屋に業種変更してすぐに潰れたし、夢屋書店はGEOに変わりました。
今、阿久比町内にある本屋さんと言えば、アピタ阿久比店の2階にあるくまざわ書店とヴィレッジヴァンガードと、坂部にあるお色気系専門の綾波書店ぐらいでしょうか。
「これは買わなきゃ!」と思う書籍を発売日に近所の本屋さんに買いに行ったけど売ってなかったことが何度かあり、ここ数年は新刊書籍を買うときはAmazonで予約注文をすることが多いです。送料無料で家に届けてくれるというのが圧倒的に便利なんですよね。この便利さは手放したくないのですが、町の本屋さんで本を物色する楽しみも大きいので本屋さんがこれ以上減ってほしくないので、雑誌とかコミックスとか本屋さんで確実に買えるものは本屋さんで買うようにします。