<今年読んだ本 37>
『少年舞妓・千代菊がゆく!薔薇と紅茶と王子様』奈波はるか/コバルト文庫
感想:バレエとか英国庭園とか、いかにも美麗な感じの題材で良いですね!いやー眩しい。
本文中、お金に困っている友人を心配する主人公・美希也のセリフを引用します。
「信頼できる大人の男に、サポートしてもらうべきだよ。そうでないと、まただまされて、今度はヴィラをだまし取られるかもしれないよ。」
このセリフで、援助を請う対象が“男”限定になっているのが、このような小説を読む場合の醍醐味なんでしょうか。
最後は八方丸く収まってよかったと思いました。