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57・『あぽやん』を読みました!

<今年読んだ本 57>
『あぽやん』新野剛志/文藝春秋


「あぽやん」とは空港に勤務している旅行会社の社員のことで、あぽやんを主人公として、旅行客とのトラブルや親会社とのごたごた等が色々ある様子をえがいた小説でした。直木賞の候補作になったそうですね。
感想:おもしろかったです!ユーモラスな感じで読みやすかったし、空港での業務内容が描かれていたり、上司との軋轢とか、同期が出世したという話題もあったりして、よその会社の内情を覗き見ているような面白さがありました。あと、ツアーや航空券の予約を行うコンピュータシステムについて少し書かれていまして、運用する旅行会社の人も大変だけど、そのシステムを作った人も大変だったろうなーと思ってしまいました。