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『告白』を見ました!

ユナイテッドシネマ阿久比にて、映画『告白』を見ました!!湊かなえ原作、中島哲也監督の話題作です!鑑賞前に、ユナイテッドシネマ阿久比の前でたむろしていた高校生が、シネマでバイト中の先輩に対して「告白、やばかったッス」と話しているのを耳にしました。そんな会話を聞いて期待が高まった状態で鑑賞しました。

「私の娘は、このクラスの生徒に殺されたんです」という女教師の衝撃の告白から始まる話です。
感想:ものすごく面白かったです!!!話も面白いし、映像もかっこいい!!
最初の松たか子の告白の時点で、もうここがクライマックスなんじゃないかと思うぐらい面白かったですが、そこからさらに3つも4つも驚きの告白が出てきて、そりゃもう面白かったです。見てよかった。
それにしても出てくる男子中学生がみんな華奢だった。中学1年生でも、でかい奴はいるだろうと思うのですが、「子供ならではの怖さ」を出す為に、まだ成長しきってない少年をキャスティングしたんでしょうねー。


2人の犯人のうち、気弱なほうの少年に、なんだか共感できてしまいました。無力感とか、孤独感とか。
中盤以降どうしようもなくなって、「ああああああああ〜〜〜〜〜!!!」と叫びたい気持ちも分かります。あの絶叫ぶりは素晴らしかった。憤りでテンションが上がったけど、テンションをぶつける場所が無いので、とりあえず全力で絶叫してエネルギーを消費したいという気持ち。エネルギーを消費する手段としては、全力疾走したり、壁を全力で殴ったり、頭をガンガン壁にぶつけてもいいんだけど、それは体が痛いし辛いから、手っ取り早く「叫ぶ」という方法を選ぶという考えも、よくわかります。私もそんな気持ちになることがよくあるよ、うんうん。的外れだったらすみません。
気弱な少年が告白する場面のとき、「ぽよよ〜ん」とか「ビヨ〜ン」みたいなコミカルな擬音をつけていたのは、ちょっとかわいそすぎると思えてしまいました。中島監督はいじわるだなーっ。


とにかく面白かったです。