<今年読んだ本 1>
『To LOVEる 危ないガールズトーク』原作:矢吹健太朗、長谷見沙貴、小説:ワカツキヒカル/JUMP j-BOOKS
ジャンプスクエアで連載再開されて嬉しい『To LOVEる』のノベライズ版です!女子キャラクターを主人公にした5本の短編が入っています。
2011年に入って初めて読んだ本がこれです。明るくて新年にふさわしいぜ。
ToLOVEる 危ないガールズトーク (JUMP j BOOKS)
ワカツキヒカル 矢吹健太朗
集英社 2009-08-03
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asin:4087032086
感想:おもしろかったです!
『ToLOVEる』らしいお色気もありつつ、各登場人物の人柄の良さが表現された、心温まる話が多かったです。リトはいいやつ。そして特に沙姫お嬢様の人間性の良さには脱帽しました。人間性を見習いたいです。
挿絵は矢吹先生自ら描かれていまして、春菜がリサミオに弄ばれている絵と、あとがきの美柑の絵が、大変えろかった。
収録されている5つの話:
- 春菜とリサミオの話→おいろけ話
- ヤミと美柑が鯛焼きを作る話→心温まる話
- 古手川唯が薬を飲んで変になる話→おいろけ話
- 天条院沙姫がナースになる話→心温まる話
- 御門先生とお静ちゃんの短い話→まとめ
おいろけと、いい話のバランスがとれている!さすがだ!!
著者のワカツキヒカル(わかつきひかる)先生は、美少女文庫でジュブナイルポルノ作品を書かれている方だそうです。
http://plaza.rakuten.co.jp/wakatukihikaru/
女子の胸のことを、“胸乳”という独特な用語で表現しているところに、プロの技を感じました。「胸乳をむぎゅっとつかまれて…」とか。広辞苑を引いたら「胸乳」は「むなち」と読み、意味は「ちぶさ」だそうです。語彙が一個増えた。