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『謎のチェス指し人形「ターク」』を読みました!

<今年読んだ本 29>
『謎のチェス指し人形「ターク」』トム・スタンデージ(著)、服部桂(訳)/NTT出版
18〜19世紀に実在した、チェスを指す自動人形「ターク」について書かれたノンフィクションです!

感想:ものすごい面白かったです!!タークの仕組みってどうなってるの!?とハラハラドキドキしながら読みました。
「ターク」はエドガー・アラン・ポーの随筆『メルツェルの将棋指し』で有名で、難しめのクイズの問題でたまに出るやつです。タークの元々の製作者はハンガリーの文官であったケンペレンという人物で、メルツェルは後年この人形を受け継いで興業を行った人物だそうです。
驚いたことに、ケンペレンはタークだけでなく、「しゃべる機械」を作っていたそうです!!人間の発声の仕組みを機械仕掛けで再現して、簡単な単語を発音できていたそうです!200年以上前に!!すげえ!!そしてこれは明和電機が今「ボイス計画」でやっていることだ!!なんだかすごい!!明和電機がんばって!!