『カラー新書 日本の樹木』を読みました!

<今年読んだ本78>
『カラー新書 日本の樹木』舘野正樹/ちくま新書
ヒノキ、スギ、アカマツ、スダジイ、ブナなど、日本に生えている代表的な樹木をフルカラーの写真で紹介し、その樹木の自然界での生存戦略や、樹木にまつわるうんちくが書かれてる本です!

感想:おもしろかったです!いろいろ勉強になりました。
落葉樹の葉は、常緑樹に比べて薄くて面積が広いため、光合成の効率が良くて、成長が速いんですって。それに対して常緑樹は、冬場に落葉樹の葉が落ちたあとに光合成できるという利点があって、成長が遅いけど木の幹の密度が高くて菌類に侵されにくいため樹木全体の寿命が長いんですって。
あと、ブナの林は保水力が高いとか、エコロジー的に良いものだとされているけど、ブナは建築資材として使いづらいし、焚き木としても燃え方がいまいちで、木材としての価値は低いんですって。で、もともと自然の山では、ブナはスギと混交林を作って生えていたけど、木材として有用なスギばかり伐採されて、役立たずのブナだけが残り、現在のようなブナ林になったんですって。植物生態学おもしろい。