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『坂の上の雲 六』を、やっと読みました!

<今年読んだ本 50>
坂の上の雲 六』司馬遼太郎文藝春秋

日露戦争をえがいた、司馬遼太郎先生の大作です!この六巻が最終巻です。五巻を読み終わってから1年三ヶ月かかって、やっと六巻を読み通すことができました。長かった。
この六巻は、前半は陸軍による奉天会戦の模様、後半は東郷艦隊とロシア艦隊による日本海海戦の模様が描かれています。

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司馬 遼太郎

文藝春秋 2004-06-11
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感想:ボリュームが大きい本でした!!登場人物が多いですし、しかもその登場人物ひとりひとりの、戦争中の各時点での心境が、細かく描写されてます。すごい。この本はもちろん小説ですが、小説とは思えないぐらい臨場感がありました。歴史上の出来事をリアルタイムで記録した書物を読んでいるみたいな感じです。司馬遼太郎先生の作品は全部そんな感じがします。すごい。少ししか読んでないけど。

ただこの本は、司馬先生が準備期間5年・執筆期間4年3ヶ月という長大な時間をかけて書かれたという作品だけに、ボリュームが大きすぎて、正直いって私にはあんまり理解できてません!要は、日本軍は作戦が割としっかりしていて、それに対してロシア軍は司令官が頼りない感じの人だったので勝てた、みたいな?あと松山出身の人は日本の近代化に大きく貢献した、とか?そんな理解でごめんなさい。