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『談志 最後の落語論』を読みました!

<今年読んだ本 100>
『談志 最後の落語論』立川談志梧桐書院
立川談志師匠の御本です!表紙カバーは黒一色に文字が配置されているだけですが、カバーをはずした中の表紙には、談志師匠の高座姿の写真が大きく載っています!これは格好いいです
初代柳家三語楼、八代目桂文楽、三代目桂三木助といった、明治から昭和にかけての落語界の大名人についての論考が多めの感じです。昭和の大名人の写真がたくさん掲載されています。ありがたく読みました。

談志 最後の落語論談志 最後の落語論

梧桐書院 2009-11-17
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感想:ひじょうに面白かったです!しかし完全には理解できませんでした!
「落語には、落語通が好む“堪らない”フレーズが数多くある」という話が何度も出てきます。『寝床』に出てくる、「誰が、がんもどきの製造法を喋れと言った」というフレーズは、確かに面白いフレーズだと思いますが、それが「自我を揺さぶる」というほど面白いかと聞かれると、私にはまだ分かりません!談志師匠のお言葉を理解できるようになるために、もっと沢山落語を聴こうと思いました。初代柳家三語楼という人のテープを聴いてみたいです。どこかで聴けるのでしょうか。


あと、本文の167ページから171ページまで、全5ページに渡って、談志師匠が創作した「エロ講談」というのが掲載されています!これはエロ詩吟の百倍くらいストレートなエロさで、凄いです!一読の価値がありすぎるほどありますよ。