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『俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6』を読みました!

<今年読んだ本 52>
俺の妹がこんなに可愛いわけがない 6』伏見つかさ電撃文庫
シリーズ6巻です!前巻で妹の桐乃がアメリカ留学から帰ってきて、いつもの日常に戻りつつ色々あるみたいな話です。短編集のような感じで4つの話が入ってました。

俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない〈6〉 (電撃文庫)
伏見つかさかんざきひろ

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感想:かなりおもしろかったです!沙織派のわたくしとしては、沙織がメインの話があってうれしい!
『俺の妹』シリーズの過去の巻は、「オタクでない人たちがオタクに対して持っている偏見について」とか「自分らしさを貫くとはどういうことか」のような、主軸となる重めのテーマがあったと思うのですが、それに対して、6巻はひたすら楽しい話ばかりで、気楽に楽しく読めて良かったです!今まで出てきた女性キャラクターがちょっとずつでも全員出てきている感じで、サービス満点だなーと思いました。これぞ娯楽作品だねー。
麻奈美の出番は少なかったが、「ないよ」「ないの!?」など、少ないながらもかわいい場面があってよかった。

  • とじこみイラスト:大きい絵で、黒猫はスク水風衣装でうれしいが、肌色が少なくてやや残念だ!
  • 1章:いきなりあやせに求婚かー。舞台裏での加奈子の、夢を打ち砕くあられもない姿っぷりがよかったです。しかし舞台に立てばプロフェッショナルな仕事をするということで、アキバ系の業界で働く人たち全体に対するリスペクトを感じる短編でした。ブリジットちゃんは10歳なのに日本語ペラペラでえらいね。
  • 2章:らぶドールは値段が高いんですね。勉強になりました。「TENGA」は実名出していいのかー。麻奈美といちゃいちゃするところがもっと見たかった。
  • 3章:京介の部屋になじんだ黒猫の姿にまず脱帽しました!やっぱり黒猫は小悪魔で可愛い!そしてメインが沙織!やった!軍服姿で男らしい口調の沙織もいいですね!そして素顔の沙織は、期待通りのお嬢様で、最高でした。沙織はもっと京介にからんで欲しい。
  • 4章:リアかわいい!今までになかった京介ラブ全開キャラだとは予想外だった。締めはさわやかでよかったです。


あと、3章の沙織で思い出しましたが、かけるメガネによって性格が変わるといえば、ゆうきりん先生の『めがねノこころ』がけっこう好きでした。よかったら読んでみよう。

めがねノこころ (電撃文庫)

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