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芸能花舞台で尺八

録画しておいたNHK教育の伝統芸能番組『芸能花舞台』を見ました!毎週木曜日の午後2時から放送されている、45分番組です!
今週の芸能花舞台は、人間国宝の尺八奏者・山本邦山さんによる、尺八の演奏を45分間たっぷりお送りしてました。これが面白くて、楽しんで見れました!


尺八というと、虚無僧が、吹きさらしの荒野で、「フォ〜〜〜」と孤独に吹いているイメージを持っておりました。しかしところがどっこい、尺八では、メロディアスな曲も演奏されるんですね!かっこいい!
それに、尺八は独奏だけでなく、合奏のスタイルもあるんですね!知らなかったー!ステージ中央に立ったソリスト山本邦山さんと、後ろにずらりと並んだ一門のお弟子さん16人、合わせて17人の合奏による「尺八協奏曲」というのもありました。なんだか和風RPGでフィールド上を歩いているときのBGMのような、エキゾチックな雰囲気たっぷりの曲でした。よかった。
最後は、ピアニスト佐藤允彦さんとのコラボによる、尺八の即興演奏でした。山本邦山さんはスーツ姿で尺八を吹いておられました。曲も、立ち姿も、かっこいい!さすが人間国宝!!すげー!


ところで、今回この番組を見て、驚いたのですが、尺八は、譜面を見ながら演奏するんですね!暗譜じゃないんだ!上記の合奏のときは、17人全員が、目の前に譜面台を置いて、ときおり譜面をめくりながら演奏してました。
片手で尺八を持ちながら、もう片手ですばやく譜面をめくる姿が、伝統芸能っぽくなくて、ちょっと面白かったです。
みなさんも、気が向いたらぜひ『芸能花舞台』を見よう。