<今年読んだ本>
『好楽日和。』三遊亭好楽/晶文社
好楽師匠の初エッセイです!笑点の裏話や、息子で弟弟子の王楽師匠との対談などが入っています。
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感想:おもしろかったです!
好楽師匠は笑点の中では地味なキャラですが、イメージが覆されました。若いころ八代目林家正蔵師匠に23回も破門された話、2つ目のころバリバリの実力派の若手だった話、笑点では全て計算してキャラを作っているのだという話など、笑点の好楽師匠とは一味違う破天荒ぶりでした。今後は好楽師匠に注目して笑点を見ようと思います。
あと、本文中で「笑点が面白いのは、問題を考えている構成作家の方々のおかげ」というような一文がありましたが、〝問題に対する答えを考えているのは誰か?”については言及されていませんでした。そこは侵すべからざる聖域なのでしょう。