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将棋の森内名人の『覆す力』を読みました!

<今年読んだ本 22>
『覆す力』森内俊之/小学館新書
将棋の森内名人の著書です!子供の頃の話から永世名人になるまでの自伝的な内容と、タイトル戦を戦ってるときに考えていたことなどが書かれてます。

感想:ものすごく面白かったです!!
わたくしは将棋はほとんど指したことがないですが、趣味の『大喜利』に置き換えて考えると、かなり実感をもって納得できる内容が多かったです。新手や対戦相手について常に情報をアップデートするという話、自分が対局するだけでなく他者の対局を見ることも勉強になるという話、序盤は事前の研究を活かしてテンポよく進めるという話などなどです。
ただし、「1手で逆転できるような妙手は存在しないが、1手で逆転を許してしまう悪手は存在する」という話は、世の中のほとんどの勝負事に当てはまるけど、大喜利に関してはいい答えを出して一発逆転もあり得るので、夢があるなーと思いました。


あと、森内名人が一時期クイズにはまって、アタック25にも出たというエピソードがしっかり出てきて、うれしかった