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『マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝』を読みました!二郎さん生きてくれてありがとう

読んだ本

『マイ・ウェイ 東京ダイナマイト ハチミツ二郎自伝』 
ハチミツ二郎/双葉社 2022年7月11日第一刷発行

『モテ☆メタボ』(2013年に出版)に続く、ハチミツ二郎さんの著書です。

感想

めちゃくちゃ面白いです!

二郎さんの生き方は格好いい

心不全で死の淵に立ち闘病の末に生還した話 → 松田大輔さんと東京ダイナマイト結成後、漫才で舞台に立ち続けた話 → プロレスでデスマッチを闘った話 → 新型コロナで死の淵に立ち闘病の末に生還した話 → その後の話とこれからの話。

自伝ですが、生い立ちや少年期、芸人になる前の頃を振り返る話などは、ほぼありません。ノンフィクション作家の田崎健太さんによる解説文で少し触れられている程度です。

また、昔、セクシー女優と浮名を流した話や、元アイドルの方と結婚していた話も、ほぼ出てきません。

「闘病」「漫才」「プロレス」という、命を賭けて戦った話が、分厚く書かれています。
その出来事が死に近ければ近いほど、経験の重みが圧縮されて、経過時間に対する文章量が多くなっているようです。
”生(せい)”の密度が高くなるほど、体感時間が長くなる。『アカギ』の鷲巣麻雀みたいな感じです。

翻って自分は

翻って、わたくしは命をすり減らすほどの思いで何かに取り組んだ経験は、ありません。難局が訪れても、命を削らない程度で、なんとなくやり過ごして来ました。仕事で難局に陥ったときに、ちょっと休職して、無事に復職できたりとか。
病歴に関しても、これまでの自己最高重病記録は
「口内炎が悪化して固形物を5日間食べれなかった」です。中1の春でした。

ハチミツ二郎さんのような、命を完全に使い切って完全燃焼する生き方に憧れますが、大変そうなので、二郎さんの人生に憧れつつ健康にもある程度気を遣いながら細く長く生きれたらいいなと思いました。

東京ダイナマイトを応援したくなりました

で、そんなハチミツ二郎さんの濃い人生を読み、「二郎さんの、松田さんを静かにたしなめるようなツッコミの言葉には、相当な人生の重みが乗っかっていたんだなあ・・・二郎さんの言葉を動画で見たい・・・」と思いまして、少し緊張しながらYouTubeで検索して「東京ダイナマイト公式チャンネル」を見たら、すごく楽しそうにお見合い企画をやっていたので、よかったです。
よかったー。


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