かんぴょうアセスメント
一般的なロールキャベツの巻き方
ロールキャベツは、挽き肉で作った肉だねを、キャベツで巻いた料理です。
通常、肉だねをキャベツで巻くときは、加熱して柔らかくしたキャベツの葉の、中央からやや手前に肉だねを置いて、くるくると巻き、最後にキャベツの葉の両端を内側に押し込むことで、巻いたキャベツがほどけないようにします。
キャベツがほどけるのを防ぐために、ロールキャベツを爪楊枝で刺して留め、煮込む方法もあります。
和風ロールキャベツはかんぴょうで巻く
おでんの具材にされたりする、和風のロールキャベツは、かんぴょうで縛られていることがあります。
ロールキャベツがほどけるのを防ぐために、食べられる紐状の素材である「かんぴょう」で縛るというのは、非常に理にかなったアイデアです。考えた人、すごい。
しかし!!
かんぴょうで巻くことによって、キャベツやスープに影響がないか、さまざまな角度から調査して、総合的に判断する必要があるのではないでしょうか?
かんぴょうによる影響の懸念
ロールキャベツをかんぴょうで巻くと、以下のような影響の発生が考えられます。
- かんぴょうは乾物である。乾物特有の匂いがスープに溶け出し、スープ本来の香りを損なう恐れはないか?
- かんぴょうはよく煮ないと硬い。ロールキャベツを頬張ったとき、キャベツの柔らかさとかんぴょうの硬さの差異が、口の中で違和感をもたらす恐れはないか?
- かんぴょうは、カリウムをたいへん豊富に含む食品である。カリウムは人体に必要なミネラルではあるが、過剰摂取により高カリウム血症となるリスクはないか?
- かんぴょうでロールキャベツを巻いて縛っても、かんぴょうとロールキャベツが完全に固定されるわけではない。煮込んでいる途中に、縛ったかんぴょうがキャベツからスポッと抜けて、輪っか状のかんぴょうだけを食べることになる恐れはないか?
- かんぴょうでロールキャベツを巻いた状態は、見た目がおせち料理の昆布巻きに似ている。昆布巻きの意匠権の侵害に当たるのではないか?
- かんぴょうがロールキャベツ用に大量消費されたら、お寿司屋さんでかんぴょう巻き用のかんぴょうを確保するのが難しくなり、かんぴょう巻きの価格が高騰する恐れはないか?
以上の事項について調査し、ロールキャベツをかんぴょうで巻くことの是非について多角的かつ総合的に判断する必要があります。
それが、かんぴょうアセスメント。
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言いたかったのは
言いたかったのは、「環境アセスメント」と「かんぴょう」を掛けたダジャレでした。
で、そのダジャレを最後に書くのではなく、冒頭のタイトルの時点でもう書いちゃってるのが面白いかなーと思いまして・・・
きゃ〜〜〜