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愛知県美術館で『アヴァンギャルド・チャイナ』展を見てきました!

栄の愛知芸術文化センター10階にある愛知県美術館で、『アヴァンギャルド・チャイナ』展という展覧会を見てきました!これは、中国の美術作家による現代美術作品を集めた展覧会です!入場料は一般1200円でした。『アニマルズ in AAC 三沢厚彦の世界』という展示が同時開催されていまして、あと所蔵作品の常設展示もありましたよ。


アヴァンギャルド・チャイナ』展は、さすが現代美術だけあって、インパクトの大きい作品ばかりでした!
まず、入口の前に展示されていたのが、「電動車椅子に乗ったお爺さん」でしたからねー!一瞬、老人会の集まりか何かが開催されてるのかと思いました。いやーインパクトあった。
展示物は絵画や彫刻もすごかったですが、特に、パフォーマンスの様子を撮影した映像作品がとんでもなく印象に残りました!テレビでは絶対に放送できないであろう過激なパフォーマンスの数々でした。全裸が多かったし。
1200円の価値はじゅうぶん有ると思いました。この展覧会は5月24日まで開催されていますので、ぜひどうぞ。おすすめです。


↓(以下ネタばれです・グロテスク注意)

映像作品には、こんなのがありました。

  • ひたすらニワトリを水洗いする映像作品
  • 肩や足など、体の一部をひたすらポリポリ掻き続ける映像作品
  • 全裸で、生魚を料理するというパフォーマンス映像
  • 生きたままの鯉が天井から吊るされているシャワールームで、全裸になり普通にシャワーを浴びるというパフォーマンス映像(鯉の口がパクパクしてました)
  • 全裸で、天井から鎖で吊るされた状態で、血を抜かれるという、『アカギ』の強烈版みたいなパフォーマンス映像(きっつい)
  • 汚いトイレの中で、全裸でじっと座っていて、全身ハエにたかられるというパフォーマンス映像(きっつい)
  • 世界10カ国の人々が、それぞれの国の言葉で「私は死にます」と言っている映像作品(日本語もありました)

「アートパフォーマンス」だと言っているから許されるものの、一歩間違えたら、変わった性癖の人向けのビデオとして闇で流通するんじゃないかと思うような作品群でした。夢に出そうなインパクトです。いやー中国の作家すごい。あっでも、おしゃれな短編映画っぽい映像作品などもありましたよ。

映像作品の他にも、彫刻や、気持ち悪い笑顔を浮かべた男性を描いた絵画や、会場の壁に止って壁から血を吸っている蚊や、自動的に動くトレーニングマシン等、面白いものが色々ありました。非常におすすめです。


『アニマルズ in AAC 三沢厚彦の世界』は、うってかわって楽しいです!会場内のほか、愛知芸術文化センターの色々な場所に、でっかい木彫りのワニやライオンやユニコーンやシロクマなどの彫刻が置いてありました!とにかくでっかいです!これは見ていて素直に楽しかったです。愛知芸術文化センターもなかなかやりますね。


芸術って幅広いなーと思った展覧会でした。