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桂米朝一門会を見てきました!!!

お盆休み初日の今日は、母と一緒に、『桂米朝一門会』を見てきました!落語会です!会場は名古屋・栄の中日ビルの中にある「中日劇場」でした!めがっさ面白かったです!

人間国宝米朝師匠は、ご病気で療養中とのことで残念ながら休演となり、代演として米朝師匠の息子さんである桂米團治師匠が出演されました。人間国宝を拝見できず超残念ですが、またの機会にぜひ見たいです!米朝師匠、珍寿まで現役で頑張ってください!!


日劇場内の売店で、350ml入りのペットボトルのお茶を200円で買いました。高いけど仕方ないですね。私達の席は2階席の後ろから3列目で、舞台からかなり遠いですが、ステージを見下ろす形で結構見やすい席でした。あと自前のオペラグラスを持って行ったので、演者の顔の表情をしっかり見ることができましたよ!大きいホールでの観劇では、オペラグラスは非常に有効です。

入口で配られていたプログラムに、各出演者の演題が印刷されていました。事前にネタがきっちり決められているんですねー。
内容は下記の通りです!

  1. 桂歌之助『道具屋』:この方は、千葉大学工学部建築学科卒業で、26歳のときに先代歌之助に入門したのだそうです!「道具屋」って、笑いどころが多くて、よくできた落語ですねー!前半部分が、みごとに後半の前振りになってるんですねー。
  2. 桂宗助『禍は下』米朝師匠直門のお弟子さんだそうです。前半は旦那が主人公で小僧が脇役ですが、中盤からは小僧が主役になってました。この人物の転換具合は落語ならではのおもしろさですね。おもしろいわー。
  3. 桂ざこば『坊主茶屋』:枕で、のりピーと押尾の話題を出していました!さすがざこば師匠!噺に入ると、テレビのようなハイテンションではなく、抑え目のトーンで喋っておられました。後半に出てきた、無言のパントマイムに大爆笑しました!無言で無表情なのに大爆笑。すげえ。
  4. 桂南光『化物使い』:南光相談員です!あのだみ声を生で聴けて感動です!枕はパリそしてウィーンに旅行に行った時の話で、大爆笑でした!「化物使い」は別にデビルサマナーのことではなくて、家におばけがいっぱい出てきてドタバタになるお話で、相当面白かったですよ。
  5. 米團治『稽古屋』:まずは桂米朝師匠の病状報告をして下さいました。脳幹梗塞ですが本人はお元気で、もうじき退院できそうだとのことです。よかった。落語は、お囃子をたくさん使った華やかなお話でした。仕草が美しかったし、言葉も心なしか上品な関西弁という感じで、さすがサラブレッドだなーと思いました。
  6. 桂都丸『蛇含草』桂ざこば師匠のお弟子さんで、ざこば師匠が「桂朝丸」だった頃に入門したの為、名前に「丸」が付くのだそうです。そして来年、「桂塩鯛」という名前を襲名するそうです!「桂塩鯛」は四代目になるそうです。しかし塩鯛て。変な名前だ。本人もギャグにしていました。で、まず最初に、故・桂枝雀師匠が考案したシュールな小噺を紹介して下さいました。面白かったー。「蛇含草」は、昔話の「とろかし草」を落語にしたみたいな感じのお話で、餅を腹一杯食べるところとか、大爆笑しました!爆笑しましたけど、「蛇含草」って、かなりホラーな物語ですよねえ。おー、こわ。

いやー面白かった。上方落語はいいですね。関西弁を聴いているだけで心地よくなりますね。母も面白いと言っていました。少しは親孝行ができたでしょうか。


ロビーで米朝一門グッズが色々売られていまして、私は『THE 米朝』と『THE 枝雀』を買いました!これはCDとDVDが一枚ずつ入っていて、音声と映像の両方が楽しめるというシリーズです!他にも『THE ざこば』とか色々ありました。これはよろしいで。
THE 米朝(DVD付) THE 枝雀(DVD付)
非常によろしいのですが、ただちょっと残念なのは、『THE 米朝』のCDのほうに収録されている「地獄八景亡者戯」が、『特選!!米朝落語全集 第十五集』に収録されているのと全く同じ音源で、聞いたことのあるやつでした!やや残念!!(米朝落語全集の第十五集は阿久比町立図書館にありまして…)でも良いです。


で、金山駅近くの「麺屋 山岸」でラーメンを食べて帰りました。