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歯根嚢胞の除去手術を受けたよ

歯根嚢胞の除去手術は無事に成功!!

入院2日目。手術の日です。
で、手術は特に問題なく成功しました!!よかったーー!

手術が終わったあとの私はこんな感じです。


手術の日の出来事

手術前

  • 朝6時起床。朝起きてすぐに体温、血圧、血中酸素濃度を測定。問題なしで、よかった。
  • 6:30以降は飲水禁止。食べ物は昨夜24:00から禁止です。なので朝食は抜き。
  • 洗面所で髭そり、歯磨きをして、処方されたイソジン的なうがい薬でしっかりうがいしました。
  • 朝7:30、シャワー浴。病院のシャワー室は広かったです。公共施設の多目的トイレぐらいの広さの中に、シャワー1つと、椅子1脚だけが置かれた、ガラーンとした閉鎖空間でした。一人で使うには広すぎて落ち着かなかったけど、念入りに全身洗い流しました。あと、脱衣所の壁面に大きなヒーターが付いてて冬場も寒くないようになってた。これはうちにも欲しい。
  • シャワー後、手術衣に着替える。下半身は普通に下着と病衣だけど、上半身は素肌に手術衣です。手術衣はいろんなところにスリットがあって無防備な感じです。キャー
  • 8時頃、手術担当のお医者さんが病室に来られて、容態に変わりないか確認。特に変わりはないです。
  • 手術の部位が右下の歯茎なので、間違えないための目印か、右ほっぺにマーカーペンで印をつけられ、さらに印が消えないようにテープを貼って保護されました。顔に直接ペンで何か書かれるというのはなんだか新鮮な体験でした。

手術室

  • 9:30、いよいよ手術。貴重品を鍵付きの箱に入れ、メガネをはずして、歩いて手術室に向かいます。
  • エレベーターに乗って手術室のある階へ。手術室のあるフロアって、病院のほかの階と雰囲気が全然違う!緊張感が漂ってる!
  • 髪の毛を覆うシャワーキャップみたいな帽子をかぶって、フロア内を移動。
  • スイッチを足で踏んだらウイーンって開く大きな金属製の自動ドアを何個もくぐり抜けて、自分の手術室にたどり着きました。秘密基地みたいだった。
  • 手術室に入り、細長いベッドに自分で横たわりました。天井には手術用のあの電球が何十個もついた照明が設置されていて、緊張感が高まります。うおー。
  • 看護師の方が4人くらいいて、心電図のパッド、点滴の管、血圧を測る帯(マンシェット)、鼻から酸素を吸入する管などをテキパキと取り付けられました。鼻のやつ初めて付けた。
  • ベッドの横幅が細いので、両腕がベッドから落ちないように腕を軽く固定されました。
  • 入院中には本人確認のために氏名と生年月日を何度も聞かれましたが、手術直前には、氏名と生年月日に加えて、どんな内容の手術をするかも聞かれました。手術で患者の取り違えがあったらとんでもない大問題ですからね。「歯茎の嚢胞を除去する・・・」と答えて無事に本人確認できました。
  • 点滴で麻酔薬が注入され、だんだん気分がぼんやりしてきました。完全には眠らず、ぼんやりと意識はあるくらいの強度で麻酔をかけます。口の中に溜まった液体が気管の方に流れたら溺れる危険があるため、意識的に喉を閉じておける程度の意識レベルは残しておくそうです。
  • 手術中は喋れないため、握ったらプープーと鳴るウサギの人形を手に持ちます。痛かったら握ってプープー鳴らすと、麻酔を足してくれるとのことです。
  • 手術の真っ最中のことは、あまり覚えていません。何度か痛くなって人形をプープー鳴らしたのと、口の中に液体がけっこう溜まってきて喉をギュッと締めたのをぼんやり覚えてます。
  • 手術が終わり、先生が除去した歯根と嚢胞を見せてくれました。なんか赤い小さな塊でした。先生に「これ捨てていいですよね?」と聞かれて、捨ててもらいましたが、希望したらもらえたのかもしれません。いらんけど。
  • 手術後は、手術用ベッドの横に置かれた病室用ベッドへ這いずって移動し、病室用ベッドに横たわった状態でベッドごと部屋まで移動しました。この、ベッドごとゴロゴロ押されて移動するのも初体験です。天井の照明がぐんぐん動いて見えて、体感速度がかなり早かった。


手術後

  • 手術後2時間はベッドで横になったまま安静です。腕には点滴。

  • 口の中にガーゼを入れられてて、しばらく噛んでてくださいと言われました。30分後くらいに看護師さんがガーゼを箸のような器具で取り出してくれたんですが、ガーゼは血まみれで真っ赤でした。ひー。
  • 2時間が経過し、看護師さんに「そろそろ立ってみましょうか」と言われます。麻酔後に初めて立って歩くときは、看護師さんに付き添ってもらいます。ちょっとフラフラする感覚はありましたが普通に歩けました。
  • あの点滴を吊るしたままゴロゴロ移動するやつを押しながらトイレへ行きました。点滴つき移動も人生初の体験。
  • 点滴で入れてもらっている痛み止めが効いてるためか、特に痛みが出ることもなく、その後はベッドで横になっておとなしく過ごしました。
  • 夕食は、口内の傷口に優しい、「五分粥 粗刻み」メニューでした。以下の内容です。
    • お粥
    • 小袋入りの梅肉ペースト
    • おでんの卵とがんもどきを、ペースト状に近いくらい細かく刻んだもの
    • 青菜の旨煮みたいなのを、細かく刻んだもの
    • みじん切りのメロン
  • 味は美味しかったです!ちゃんと一品一品、みじん切りで形は無いけど、何の食材をどう料理してるか分かる、美味しい食事でした。病院食すごいなー。量は少なめでしたが、口から食べる食事は丸一日ぶりだったためか、かなり満腹になりました。

そんなこんなでごきげんよう〜