「一力二冠」は四字熟語っぽい
最近の新聞記事やテレビの字幕などで見る言葉の中で、最も「四字熟語じゃないけど、四字熟語っぽく見える」言葉は
『一力二冠』
(いちりきにかん)
だと思います。
「一回の努力で、二つの栄冠を得る」みたいな意味の、「一石二鳥」の上位互換の四字熟語っぽく見えません?
言いたかったことは以上です。
一力二冠とは
新聞などに載ってる「一力二冠」とは、囲碁棋士の一力遼(いちりき・りょう)九段のことです。
一力遼九段は、2023年10月現在、棋聖と本因坊の2つのタイトルを保持しているので、名字のあとに「二冠」をつけて「一力二冠」と呼ばれているということですね。
杭州アジア大会の囲碁競技の日本代表として一力遼九段も出場されたので、アジア大会のニュースで「一力二冠」の文字を何回か見ました。で、そのたびに「四字熟語っぽいな~~」と感じてました。
段位で呼んでも四字熟語っぽい
国際棋戦における囲碁棋士の呼称は、保有タイトルに関係なく、名前に段位をつけて呼ぶのが正式な呼び方であるらしいです。アジア大会の日本代表選手一覧にも、「一力遼九段」と書いてありました。
で、
「一力九段」(いちりきくだん)
という呼び方も、それはそれで四字熟語っぽいですね。「一度の努力で、九つの段階を乗り越えることができる才能」みたいな意味の言葉っぽく思えます。
誰か共感してくれー
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