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国立文楽劇場で文楽を見た!

近鉄電車に乗って大阪に行き、近鉄日本橋駅のすぐそばにある国立文楽劇場で、文楽の公演を見ました!料金は5800円で、ちょっと分不相応な贅沢価格だったかもしれません。チケットは国立劇場のホームページから予約しました。手数料が掛からないで、当日に劇場でチケットを自動発券で受け取れるので便利ですよ。


見た演目は、近松門左衛門の『心中天網島』です!小春と治兵衛が心中するやつです!「心中天網島」といえば「小春と治兵衛」ですね。治兵衛の職業は紙屋です。紙屋治兵衛。どこかでクイズに出るかもしれないので覚えよう。


感想とか

  • 舞台上部に、浄瑠璃のセリフが字幕で出るようになってました。このシステムはかっこいい!!
  • 人間国宝が3人出てました!浄瑠璃を語る大夫の竹本住大夫師匠と竹本綱大夫師匠、人形遣いの吉田蓑助師匠です!もう人間国宝だらけです!(注:文楽人間国宝の敬称が“師匠”でいいのか分かりません)こんなに人間国宝をいっぺんに見れるのは、文楽ならではでしょうねー。いやー何だかありがたや。竹本住大夫師匠は85歳なのに、とても85歳とは思えない朗々とした声で、長時間にわたって語っておられて、人間国宝すげーなーと思いました。
  • 人形の動きが繊細!頭と指先の動きが、思ってた以上に繊細に動いてました!文楽人形すごい!文楽では、人形一体を3人で動かします。主遣い、左遣い、足遣いの3つの役割があります。クイズに出るかもしれないので覚えよう。で、舞台上に4体の人形がいる場面では、その後ろに12人の人形遣いの人々が立っているわけで、舞台上が黒子だらけになっていました。その状況はなんだか面白かったです。
  • 浄瑠璃の声と、三味線の力強い音色は、聞いていて気持ちいいですね!
  • 文楽には笑える場面もあるんですね!ほうきを三味線に見立てて「アデンデンアデデデンペンペンペンペンペレペンペン(中略)ペレペレペレペレペンボンペンペンペン」と言いながら、ひたすらエアギターみたいに三味線を弾くふりをする場面があったり、女性の声色で「ぶち殺す!」というセリフがあったりとかしました。面白かった。

で、自分の反省点としては、浄瑠璃の音色があまりにも心地よすぎて、中盤にウトウトしてしまいした。けっこうな値段のチケットだったのに勿体無いです。
お土産に、プログラム650円と、文楽せんべい630円と、人間国宝竹本住大夫師匠の浄瑠璃のCDを買いました。またいつか見に来よう。